アジサイの挿し木は何度か挑戦していて、その経過を記事にまとめています。初めて挑戦したときから試行錯誤をして、アジサイの挿し木についてある程度の結論を持っています。
アジサイの挿し木について調べると、一般的な方法についての情報が出てきます。実際にやった挿し木をまとめているものもありますが、「最初から最後までの経過」をまとめたものはあまりないような気がします。
園芸ラボではアジサイの挿し木の経過を公開しています。いつ、どのように挿し木をして、どのような経過をたどって、普通のアジサイを育てるのと同じところまで管理したのかについての情報です。
そんなアジサイの挿し木の記事をリストにまとめました。
2020年のアジサイの挿し木
2020年は初めてアジサイの挿し木に挑戦した年です。ネットで調べて、見よう見まねな感じで挿し木をしました。何が正しいのかもわからず、とにかくやってみたという感じでしたが、なんとか成功することができました。
この年は初めてということもあり、アジサイの挿し木の適期と言われている梅雨時期に挿し木をしました。いわゆる「緑枝挿し」です。
成功したのは1本だけですが、今でも順調に成長を続けています。挿し木で増やしたアジサイがその後どうなっていくかも記事にまとめてあります。
2021年のアジサイの挿し木
2021年は「密閉挿し」を使った挿し木に挑戦しました。2020年と同じように梅雨時期に挿し木したので、「緑枝挿し」です。
いい方法を知ったと思っていましたが、アジサイの挿し木で密閉挿しは必要ないかなと思います。そこまでしなくても挿し木が成功するからです。適当な感じで成功するくらいアジサイは発根しやすい植物だと思います。
この年は発根して鉢上げできたアジサイが6本ありましたが、防寒対策を一切やらなかったからか、冬越しできたのは2本だけでした。
2021年のアジサイの挿し木で冬越しできたのは2本だけでした。その2本の経過も記事にまとめてあります。
2022年のアジサイの挿し木
2022年は春前に挿し木をする「休眠挿し」に挑戦しました。休眠挿しは緑枝挿しに比べると難しいという話でしたが、10本中10本成功という好成績を残しました。それくらいアジサイの挿し木は簡単ということなのかもしれません。
アジサイを増やしすぎてしまったのでこれ以上は挿し木しないつもりでしたが、「アジサイは培養土でも挿し木できるのでは?」という疑問の答えるために、培養土を使った緑枝挿しもやってみました。
培養土でも問題なく成功してしまったので、アジサイの挿し木は本当に難しくない気がしています。初挑戦だといろいろ気を付けたくなりますが、挿し穂を5本以上とか用意すれば適当な管理でも1本くらいは成功すると思っています。
【番外編】アジサイの挿し木
ここまでの経験で、「アジサイの挿し木はいつでもできるんじゃないか?」という疑問が出てきました。適期とされている梅雨時期で成功して、難しいとされている休眠挿しにも成功(10本中10本)したので、他の時期でもできる可能性を考えてしまいます。
そこで、アジサイの挿し木に毎月挑戦することにしました。これは2022年8月からスタートしました。成功の基準は冬越しに成功することなので、全部の結果が出るのは2024年春の予定です。