地植えのテッセンの移植

クレマチスの1種のテッセンは移植を嫌うと言われています。特に地植えのテッセンは移植が難しいそうです。

その地植えのテッセンの移植に挑戦しました。地植えのテッセンを鉢に植え替えて、それをまた地植えに戻すという計画です。

地植えのテッセンを移植する理由

テッセンは昔から庭にありました。それが本当にテッセンなのかわかりませんが、テッセンだと聞いていたので、テッセンということで話を進めていきます。

テッセンがあるのはいいんですが、場所が問題でした。ツル性なので、何かに絡みつかせないといけません。でも、場所的に絡みつかせるものを置くのもどうかなという感じで、どこかにフェンスを設置したりして、そこにテッセンを移植しようと考えました。

テッセンから少し離れてところに別のテッセンが出ていたので、それを移植することにしました。移植を嫌うという情報を見ていたので、失敗前提での挑戦です。ちなみに、同時に挑戦した挿し木は失敗しています。

地植えのテッセンを移植する

テッセンの移植先が決まっていないので、まずは鉢に移植することにしました。移植先を確保してから、鉢からまた地植え戻す計画です。

地植えのテッセンを鉢に移植する

地植えのテッセンの移植は、適期などを調べずに挑戦しました。失敗しても大丈夫なテッセンを見つけたからです。場所的にも少し邪魔だったので、一石二鳥です。それが枯れてしまっても、地植えのテッセンが残るので安心です。

テッセンを鉢に移植(1日目:2021年4月下旬)

移植させるテッセンは、変なところから出てきていました。種が落ちたのか、根っこで繋がっているのか。どちらにしても、テッセンが全滅する可能性がない状態で挑戦できるのはありがたいことです。

ざっと調べたところ、テッセンは水はけのいい土が適しているみたいなので、草花用の培養土に挿し木・種まき用の土を混ぜることにしました。クレマチス用の培養土を買うことも考えましたが、余ってしまうのでやめました。

鉢は家にあった鉢を使いました。サイズは不明です。鉢底石は石鹸で洗った庭の石です。それを鉢底石用のネットに入れて使いました。

ここまで準備したところで、テッセンの掘り上げに入ります。写真でもわかるように、石ばかりです。石が少なければ周りから掘っていって、できるだけ根っこを切らないように掘り上げることができましたが、途中で根っこが切れてしまいました。

これが限界だったので仕方ありません。根っこが切れた影響がどれくらいあるのかわかりませんが、なんとか成功してほしいところです。

鉢に土を入れて、掘り上げたテッセンを植え付けます。クレマチスは植え付けるときに深植えするらしいので、同じように深植えしました。テッセンはクレマチスの1種ということだからです。

根っこの間にも土が入るように鉢を叩いたりしながら、土を入れていきました。うまく隙間が埋まった自信はありませんが、このぐらいだろうという感じで終了としました。

適当な支柱を立てて、テッセンのツルをビニタイで止めて完成です。無事に育ってくれるといいのですが。

鉢に移植したテッセンの経過1(2021年8月上旬)

写真はありませんが、2021年8月上旬くらいに西日が当たらない場所に移動させました。新しい葉っぱはほとんど出ていないけど、葉っぱは緑のままという感じだったと思います。

枯れてはいないようですが、順調なのかの判断ができない状態です。とりあえず、そのまま水やりなどを続けていくしかありません。

鉢に移植したテッセンの経過2(2021年11月上旬)

また写真がないんですが、2021年11月上旬頃に日当たりがいい場所に移動させました。移植してからあまり変化がなく、大丈夫な状態なのかわからないままです。

鉢に移植したテッセンの経過3(320日目:2022年3月中旬)

春が近くなってきたので、テッセンを植え替えることにしました。地植えする場所が決まっていたら地植えしていましたが、決まっていないので鉢を大きくする形での植え替えです。

7号のロングスリット鉢を買ってきました。土は草花用の培養土に赤玉土の小粒を混ぜました。割合は忘れてしまいましたが、赤玉土を2~3割にしたと思います。ついでに、元肥としてマグァンプK大粒も入れておきました。

植え替えをしているときに気づきましたが、根元から新しい芽が2つ出ていました。赤い丸がついているところです。ツルの方は枯れているのか、生きているのかわかりませんが、テッセン自体は生きているようです。

テッセンの植え付けは深植えがいいということですが、芽を埋めてしまうのはよくないと考えて、芽を出すように植えました。この芽が育っていってくれることを期待です。その名の通り「鉄線」みたいになっているツルがどうなるかも気になるところです。

ちなみに、土から出してみたら芽はこんな感じになっていました。

鉢に移植したテッセンの経過4(327日目:2022年3月中旬)

テッセンのツルの方から新芽が出てきました。枯れたかのように見えたツルも生きていたようです。根元から出てきていた芽も伸びてきて、葉っぱらしくなってきました。

鉢に移植したテッセンの経過5(332日目:2022年3月下旬)

支柱1本では大変なことになりそうなので、アサガオ用のリング支柱を買ってきました。去年のツルをぐるっと回してビニタイで止めました。このときだったか忘れましたが、ツルがパキッと言ったのが気になるところです。

このあと、しばらく写真を撮っていないのでちゃんとした記録はありませんが、去年のツルは枯れてしまったようです。パキッとなったときに折れてしまったのかもしれません。

根元から出てきた芽は順調に成長して、リング支柱が足りなくなって、巻き直したりしています。

鉢に移植したテッセンの経過6(480日目:2022年8月中旬)

前回から約5ヶ月経過しましたが、ここまで成長しました。春に出てきた新しい芽2本が成長した姿です。西日が当たらない場所に移動させてありますが、葉っぱは少し茶色くなっています。去年の感じからすると、大丈夫かなと思います。

スリット鉢の下の方を見たら、少し膨らんでいました。それだけ根っこが張っているということだと思います。早く植え替えした方がいいのかもしれませんが、植え替え適期まで待つ予定です。もしかしたら、地植えに戻すかもしれません。

鉢に移植したテッセンの経過7(544日目:2022年10月下旬)

葉っぱがだいぶ枯れてきました。根っこはかなりパンパンになっているようです。春までの間に植え付け予定地の整備をするので、このまま冬越しするつもりです。

鉢に移植したテッセンの経過8(684日目:2023年3月中旬)

テッセンを地植えする場所が決まらなかったので、植え替えすることにしました。使ったのは草花用の培養土で、それに元肥を入れました。

根元から新しい芽が出て、去年の枝も芽吹き始めています。テッセンは昔からあるので、新枝咲きなのか、旧枝咲きなのか、新旧両枝咲きなのかわかっていません。

たぶん新旧両枝咲きだと思いますが、今年こそ確認したいと思います。ちなみに、地植えのままにしてあるテッセンは根元から剪定したので、それに花が咲いたら新枝に花が咲くことは確定です。

スリット鉢が膨らむくらい根っこが張っていたので、抜くのが大変でした。植え替えなしで育てていくのは無理そうな状態です。

6号のスリット鉢(ロング)から7号のスリット鉢(ロング)に植え替え完了。また枝を折ってしまわないのように、リング支柱ごと植え替えました。

本当は深植えした方がいいんですが、根元から芽が出ていたので深植えはしませんでした。

鉢に移植したテッセンの経過9(719日目:2023年4月中旬)

テッセンが開花しました。旧枝から伸びたところに咲いたので、とりあえず旧枝咲きではあるようです。このまま花が終わるのか、新枝にも咲くのか。これからの変化を見ていきます。

「地植えのテッセンの移植」の続きはまた後日。

タイトルとURLをコピーしました