アジサイの挿し木(2020年) その後【2021年~】

2020年のアジサイの挿し木は無事に冬越しをすることができました。挿し木のやり方や翌年の春までの経過は別の記事にまとめてありますが、その後の経過についてもまとめることにしました。

挿し木で増やしたアジサイの成長記録です。

アジサイの挿し木(2020年) その後【2021年~】

アジサイの挿し木は2020年7月に初めて挑戦しました。アジサイは比較的簡単に挿し木できるということで、挿し穂を4本用意しました。そのうちの1本が冬越しもして、春に芽吹いて成長していきました。

アジサイの挿し木 その後【2021年】

ネットで調べると、挿し木から鉢上げまでの情報はいくつも出てきました。その後の管理についてはあまり情報がない印象がありますが、おそらく普通に育てればいいんだろうと思っています。

ということで、最初の春を迎えてからは普通の管理にすることにしました。ただ、庭のアジサイは基本放置なので、試行錯誤しながらの管理です。

アジサイその後1(343日目:2021年6月中旬)

2021年6月中旬になり、黄色い葉っぱが出てきました。鉢に対してアジサイが大きい気がしていたので、夏になる前に植え替えることにしました。鉢は家にあった素焼き鉢みたいなものを使いました。

スリット鉢では必要なかった鉢底石は庭の石を洗って使いました。ネットに入れると植え替え時に楽という話なので、鉢底石は排水口か三角コーナーのネットに入れました。土は樹木用の培養土です。

葉っぱが黄色くなっていたので、根詰まりしているかなと思いましたが、そうでもなかったようです。

水をたっぷりとあげて植え替え完了です。植え替え後は日陰で管理するのがいいみたいですが、もともと置いてあった日向に置きました。

アジサイその後2(367日目:2021年7月上旬)

黄色くなっていた葉っぱも緑に戻り、元気になりました。植え替えをして正解だったようです。1週間くらいは水やりを多めにして、その後は「乾いたらたっぷり」にしたと思います。

アジサイその後3(377日目:2021年7月中旬)

まだ大丈夫だろうと水やりをしなかったら、ぐったりしていました。

水やりをしてから約2時間でかなり回復しました。ぐったりしているのを見たときはそのまま枯れてしまうかもしれないと思いましたが、アジサイは思っていた以上に強かったようです。土が凍っても生き延びたくらいですしね。

アジサイその後4(381日目:2021年7月下旬)

アジサイは半日陰くらいがいいという話なので、西日が当たらない場所に移動させました。少し葉っぱが焼けてしまっている気もします。

アジサイその後5(394日目:2021年8月上旬)

真夏になりましたが、順調のようです。

アジサイその後6(448日目:2021年9月下旬)

全体の写真はありませんが、後ろ側から撮った根元の写真です。真ん中が挿し穂にした枝で、両脇の2本が根元から出てきた芽が成長した枝です。

アジサイその後7(461日目:2021年10月上旬)

後ろかと前からでだいぶ見た目が違いますが、春に比べるとかなり大きくなりました。10月になって葉っぱの色が変わり始めています。

アジサイその後8(490日目:2021年11月上旬)

このタイミングだったかは忘れましたが、夏も終わったので午後も日が当たる場所に移動させました。

アジサイの挿し木 その後【2022年】

2020年に挿し木したアジサイも2022年を迎えることができました。1年で想像以上に大きくなったので、花が咲くことも期待できそうです。

アジサイその後9(616日目:2022年3月中旬)

冬越しの写真は撮っていませんでしたが、防寒対策なしで冬越しをしました。雪が降った日もありましたが、そのまま放置でした。1年目の冬に土が凍っても平気だったので、このようにしました。水やりは「乾いたらたっぷり」です。

そんな感じで冬を過ごし、春が近づいてきたところで植え替えをしました。今度はスリット鉢です。

この時点で植えてある鉢に植え替えたときは樹木用の培養土を使いましたが、今回はカインズホームの安い草花用の培養土に赤玉土を2~3割混ぜました。元肥として花を赤くする肥料を入れました。

地植えのアジサイの色はちゃんと覚えていませんでしたが、土壌が酸性だと青くなるらしいので、きっと青だろうと判断しました。本当に色が変わるかの実験です。

根っこがぎっしりと詰まっていました。鉢底石はネットに入れていましたが、どこにあるのかわからないくらいです。

鉢底石を入れたネットは、排水口か三角コーナーのネットだったので、根っこから外したときにボロボロになりました。鉢底石用のネットを使った方が良さそうです。

植え替え完了ですが、まだ棒です。

アジサイその後10(700日目:2022年6月上旬)

開花してきました。花が赤くなる肥料をあげたので、赤い花になりそうです。

アジサイその後11(710日目:2022年6月中旬)

しっかりと赤い花が咲きました。赤い花用の肥料で赤い花が咲いたと思っていたら、地植えのアジサイも同じ色でした。来年は青くなる肥料で再チャレンジの予定です。

アジサイその後12(735日目:2022年7月上旬)

花が枯れてきたので、剪定しました。剪定する位置は芽がついている上がいいらしいです。残りの花は枯れてから剪定する予定です。

葉っぱが茶色くなっているのは、おそらく日差しで焼けてしまったところだと思います。少し前まで長く日が当たる場所に置いていましたが、午前中だけ日が当たる場所に移動させてあります。

アジサイその後13(755日目:2022年7月下旬)

花の剪定だけにしようと思っていましたが、大幅に剪定することにしました。7月中であれば来年の花芽ができるということみたいなので、思い切ることにしました。

上からの写真でわかりにくくなっていますが、かなり剪定しています。古い枝を根元から切ったりもしました。一応、芽が出ているところの上で切りましたが、芽が出ていないところの上で切った枝もあります。1本を残してすべての枝を剪定したので、春にどうなるか楽しみです。

アジサイその後14(798日目:2022年9月中旬)

青い花用の肥料を使って追肥しました。2020年に挿し木をして2022年に初めて花が咲いたアジサイですが、花の色はピンク(赤系統)でした。親株のアジサイが青だったと勝手に思い込んでいて赤い花用の肥料をあげていましたが、親株もピンクだったので、今度は青い花用の肥料に変更です。

花芽ができて来年も花が咲いてくれたら、花の色が変わるかどうかがわかります。

アジサイその後15(839日目:2022年10月下旬)

夏の強い日差し対策で西日が当たらない場所で管理していたアジサイを、日当たりがいい場所に移動させました。右側に大きく伸びてバランスが悪くなっていますが、順調に成長しているようです。

アジサイその後16(885日目:2022年12月上旬)

追肥しました。青い花を咲かせたいので、肥料の箱に書いてある通りに追肥していく予定です。去年は野ざらしで冬越しさせましたが、今年は念のため軒下に置くことにしました。

アジサイは葉っぱが枯れ始めたら、葉っぱを取ってしまった方がいいらしいので、そのうち葉っぱを取って棒にするつもりです。その前に葉っぱが落ちてしまうかもしれませんが。

アジサイその後17(896日目:2022年12月中旬)

アジサイは葉っぱが枯れてきたら葉っぱを全部落とした方がいいと聞いたので、葉っぱを全部落としてみました。無理に取ると枝が折れそうなところは残しました。放置しておくより早く棒になり、このまま春まで待つことになります。

話によると、枝の先端のぷっくりしているところが花芽になる可能性があるそうです。いくつかそれっぽいのがあるので、青い花用の肥料で青い花が咲くか確認できるかもしれません。

アジサイその後18(973日目:2023年3月上旬)

アジサイの植え替えをすることにしました。7号のスリット鉢から9号のスリット鉢に鉢増しです。

草花用の培養土に赤玉土の小粒を2~3割混ぜて、元肥として青い花用の肥料を入れました。これで青い花が咲いてくれるはずです。

鉢から抜くのが大変でしたが、根っこをほぐして、土を落としてから植え替えをしました。花の色を確認した後は、どこかのタイミングで地植えにしようと思っています。

アジサイその後19(998日目:2023年3月下旬)

葉っぱも十分に出てきて、冬越しできたようです。ちゃんと花芽ができていて、青い花が咲くといいのですが。

アジサイその後20(1056日目:2023年5月下旬)

追肥をしました。本当は4月上旬にも追肥が必要だったんですが、気づいたのが5月中旬だったので、次の追肥時期の5月下旬まで待ちました。

青い花用の肥料を使っていますが、ちゃんと青い花が咲いてくれるでしょうか? 実は花が咲き始めていて色がわかり始めているので、その部分を写さないように写真を撮りました。

アジサイその後21(1068日目:2023年6月上旬)

無事に花は咲きましたが、青にはなりませんでした。去年と同じような色です。

色が変わらない品種なのか、別の問題なのか。はっきりしたことはわかりませんが、約3年で1本の挿し木からここまで(9号鉢サイズ)大きくなりました。

管理も大変になってきたので、休眠期になったら地植えにする予定です。

アジサイの挿し木(2020年) その後【2021年~】まとめ

アジサイの場所を移動させたくて挑戦した挿し木。初めて挑戦して1本が冬越しに成功しました。

その後、さらに2回の冬を越えて、1本の挿し穂から9号鉢サイズまで大きくなりました。挿し木をしたときの写真を見返すと、驚きの成長です。

真夏に水切れでぐったりすることもありましたが、枯れずに夏を越すことができました。水がたくさん必要なアジサイは、夏の水やりが大変です。

鉢のサイズ的にも、水やりの大変さ的にも、このくらいが限界かなと思ったので、次の休眠期に地植えにする予定です。それまで枯らさずに管理できるか心配ですが。

地植えにするのは秋がいいという情報をもらったので、葉っぱが落ち始めたら植え付けかなと考えています。それで無事に根付いたら、アジサイの移動計画は完了です。

このあとの経過は、4年目として別の記事にまとめる予定です。

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