ツツジの挿し木【2022年】

2回目のツツジの挿し木です。1階目の2021年は3本が冬越しに成功して順調に育っていますが、ツツジで生け垣を作る計画が持ち上がり、ツツジを大量に増やすことになりました。

2022年のツツジの挿し木は前回の経験も踏まえて、改善させながらやっていく予定です。

ツツジの挿し木【2022年】

2021年のツツジの挿し木は、単純にツツジを移動させるためのものでした。ツツジは赤とピンクの2種類があって、その両方が冬越しに成功して順調に育っています。それらをどこかに植え付けて終わりにするのが2021年時点での計画となっていました。

2022年になってからツツジを生け垣にしようという計画が持ち上がり、そのためにもっと多くのツツジが必要になりました。途中で枯れてしまうことも考えて、大量に挿し木をして増やしておくことにしました。

ツツジを挿す【2022年】

2022年の7月になってからツツジの挿し木をすることを決めました。生け垣はツツジを買ってきてもいいと思っていたのでさらに挿し木をするつもりはありませんでした。八重桜の緑枝挿しの失敗でプラスチックのコップが用済みになったので、再利用するためにツツジの挿し木をすることにしました。

ツツジの挿し木の準備

2021年のツツジの挿し木はペットボトルなどを使いましたが、2022年はプラスチックのコップを使うことにしました。八重桜の挿し木で使ったものの再利用です。

詳しくは2022年の八重桜の緑枝挿しの記事を見てほしいんですが、プラスチックのコップでの緑枝挿しは全滅してしまいました。そのプラスチックのコップと土をそのまま使ってツツジの挿し木をすることにしました。

挿し穂を作るために使ったハサミは、2022年の八重桜の緑枝挿しとポポーの挿し木でも使った高い剪定バサミです。切れ味がいいからか、発根率が高そうな印象があるので、ツツジの挿し木でも役に立ってくれそうです。

使った土は種まき・挿し木用の土鹿沼土の細粒です。これも八重桜の緑枝挿しで使ったものをそのまま再利用しました。

高い剪定については、上に貼った八重桜の緑枝挿しの記事で紹介しています。

ツツジを挿す(1日目:2022年7月中旬)

伸びすぎているツツジの枝を剪定しようと思っていたので、そのついでに挿し穂を取りました。ツツジは赤とピンクがあるので、両方を挿し木で増やします。左側が赤、右側がピンクです。ピンクのツツジの方が元気がないので、少なめな感じになっています。

挿し穂を作って水揚げをしました。ツツジの挿し木はその年に伸びた枝を使うということでしたが、それ以前の枝も混ざっています。もちろん、土に埋めるところは斜めに切ってあります。水揚げは1時間くらいでした。

2022年の八重桜の挿し木は種まき・挿し木用の土と鹿沼土の細粒を使って、発根に違いが出るかを調べています。ツツジの挿し木も同じようにするために、赤とピンクでそれぞれの土が同じ数になるようにしました。

右側のカゴに入っているのが赤のツツジで、左側がピンクのツツジです。それぞれのカゴの左側が種まき・挿し木用の土、右側が鹿沼土の細粒になっています。

ツツジの挿し木の経過1(26日目:2022年8月中旬)

今のところ枯れている挿し穂はないようです。写真ではわかりにくいと思いますが、新しい葉っぱが出てきているものもあります。赤のツツジの1本はなぜか花が咲いていました。親木にした赤のツツジでもいくつか花が咲いていたので、天気的に開花するような感じだったのかもしれません。

ツツジの挿し木の経過2(171日目:2023年1月上旬)

前回から100日以上経過しました。土が乾かないように水やりを続けています。なぜかまた赤いツツジのつぼみがありました。

枯れてしまった挿し穂もいくつかありますが、屋外で冬越しする予定です。

よくよく見たら鹿沼土(細粒)が凍っていました。根っこにダメージがあると思いますが、気付かなかったことにします。2021年のツツジの挿し木も同じ場所で冬越ししたので大丈夫なはずです。

ツツジの挿し木の経過3(274日目:2023年4月中旬)

花も咲いてしまったので、鉢上げすることにしました。本当はもう少し早い方がよかったのかもしれません。

十分に発根しているものが何本もありました。葉っぱがあって、根っこが多いものを中心に鉢上げしました。

赤いツツジが18本、ピンクのツツジが23本です。このうち何本が残ってくれるでしょうか。

しばらくは置いてあった場所で管理した方がいいと思いますが、他のものを置くことにしたので、西日が当たらない場所で管理することにしました。

ツツジの挿し木の経過4(329日目:2023年6月上旬)

鉢上げ後の管理ミスのせいで、赤いツツジは1本だけになってしまいました。3~4日くらい水やりを忘れてたりしました。

ピンクのツツジも1本だけ。残っただけよかったと思うことにします。

ツツジの挿し木の経過4(344日目:2023年6月下旬)

挿し木から約1年。残ったのはピンク1本、赤1本だけでした。

たくさんのツツジが必要なのに、2本だけというのは問題ありです。管理ミスが原因だと思いますが、しっかりと管理できないという問題もあります。

でも、全滅はしなかったので、今回の挿し木は成功です。

ツツジの挿し木【2022年】まとめ

2回目のツツジの挿し木。鉢上げを冬越し後にしましたが、その後の管理ミスで2本しか残りませんでした。

鉢上げまでは順調な気がしていたので、残念です。でも、全滅しなかったので、成功と言うことはできそうです。

鉢上げのタイミングをどうするかが問題ですが、冬越し後でも大丈夫そうな気もします。夏越し後の方がいい可能性もあるので、比較実験をした方がよさそうですね。

比較実験をしたら、記事にしたいと思います。

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