アジュガの挿し芽【2023年】

2回目のアジュガの挿し芽に挑戦。葉っぱから根っこが出て育っていく様子をまた見られるでしょうか?

アジュガの挿し芽【2023年】

2022年に一応成功したアジュガの挿し芽。とある事情で、また挑戦することにしました。

その事情は、庭にあったアジュガが全滅してしまう可能性があることです。アジュガ自体はなぜか庭にあっただけですが、どうせなら残したいというのが理由です。

もともとあったアジュガは消滅しているので、挿し芽とランナーで増やしたアジュガだけが残っている状態。それらが枯れてしまうと、アジュガが絶えてしまいます。

2022年の挿し芽が「一応成功」というのは、2022年のアジュガの挿し芽の記事を見てもらえるとわかると思います。全滅してしまう理由も。

アジュガの挿し芽(2023年)

アジュガの挿し芽は2022年と同じ方法でやることにします。2022年はプランターを使いましたが、2023年はスリット鉢という違いだけで、基本的に同じです。

アジュガの挿し芽のやり方
  1. アジュガの葉っぱ(古いものの方がいい)を取る
  2. 挿し芽・種まき用の土を使い、鉢のふちに乗るように葉っぱの根元を挿す
  3. 日陰に置いて、土が乾かないように水やりを続ける
  4. 1か月程度で発根する
  5. 発根したら培養土を使い、鉢の中心から離したところに植え付ける
  6. しばらく日陰で管理する
  7. 1か月程度で新しい芽が出てくる
  8. 新しい芽が大きくなってきたら日向に移動させる

アジュガの挿し芽1(1日目:2023年7月中旬)

アジュガの挿し芽は、「挿し芽 種まきの土」(挿し芽の土)を使います。肥料分がないので、挿し芽に必須かなと思います。

もしかしたら培養土でもできるかもしれませんが、今回は挿し芽の土だけです。来年に培養土でもやってみようかなと思っています。

鉢は9cmのスリット鉢です。500mlのペットボトルとか、プラスチックのコップとかでもよかったかもしれません。穴を開ければ、簡易的な鉢にできますからね。

挿し芽に使うアジュガの葉っぱは、ランナーで増やしたアジュガ(地植え)から取ります。できるだけ大きめの葉っぱを選びました。

挿し芽の土は水を吸いにくいので、水に浸けて吸水しておきました。挿し芽をするなら、鉢と土の準備が完了してから、葉っぱを取った方がいいと思います。

挿し芽をするために使ったピンセットで土に穴を開けてから、スリット鉢のふちに立てかけるような感じで葉っぱを挿しました。これで挿し芽は完了です。

2022年はもっと早い時期に挿し芽をしましたが、日なたに置いていたら葉っぱが枯れ始めました。2023年は底面給水をしながら日陰で管理することにします。

アジュガの挿し芽2(19日目:2023年8月上旬)

葉っぱに元気がなくなってきたように見えますが、4枚はまだ枯れていないようです。

残りの1枚は、完全に枯れてしまったわけではなさそうですが、枯れていきそうな感じです。このまま様子を見ます。

アジュガの挿し芽3(72日目:2023年9月下旬)

1か月くらいで発根するということですが、挿し芽から1か月後が8月中旬で夏真っ盛り。暑さが和らぐまでと待っていたら、芽が出てきていました。

スリット鉢の下からは根っこが出てきています。このまま液肥とかを使って育てた方がいいような気もしてしまいます。

少し迷いましたが、鉢上げすることにしました。残った4枚の葉っぱは全部発根していました。

一番大きくなっているアジュガは、かなりしっかりした感じです。

草花用の安い培養土と9cmポットを使って鉢上げ。芽がひょろっとしていてうまく植えられなかったので、枯れるものもあるんじゃないかなと思っています。

アジュガの挿し芽4(109日目:2023年11月上旬)

大きい葉っぱがなくなってしまいました。なんとか大丈夫そうに見えるのは1株だけです。

よくよく見ると小さな芽が出てきているのが2株ありました。合計で3株は今のところ大丈夫そうです。

実は、親株のアジュガが夏の暑さで枯れてしまったので、挿し芽で増やしたアジュガが枯れてしまうと、全滅になってしまいます。

アジュガの挿し芽5(127日目:2023年11月下旬)

葉っぱが残っているのが2株だけになりました。残りの2株は枯れてしまったのか、春に芽を出すのか。

残っている2株も頼りなさそうです。枯れてしまわないように、日当たりのいい軒下に移動させました。早めの霜対策です。

アジュガの挿し芽6(221日目:2024年2月下旬)

なんとか2株残っています。葉っぱがなくなったアジュガは枯れてしまったことがほぼ確定だと思います。

頼りない感じなので、霜対策をしてなかったら枯れていたかもしれません。このまま枯れずに冬越しできるといいのですが…。

アジュガの挿し芽7(282日目:2024年4月下旬)

余っているイチゴの肥料で追肥。

成長に大きな差が出てきています。左側は安心できる大きさですが、右側はまだまだ心配なくらいです。

小さい方は葉っぱが4枚。肥料の効果で成長速度が上がってくれるでしょうか?

アジュガの挿し芽8(299日目:2024年5月中旬)

肥料が効いたのか、単に成長時期だったのかわかりませんが、だいぶ大きくなりました。

アジュガの挿し芽9(489日目:2024年11月中旬)

撮影を忘れていて、前回から半年くらい経過してしまいました。小さい方は何とか枯れていないという感じです。

霜対策で日当たりがいい軒下で育てていきます。先延ばしにし続けた植え替えも、春になってからを考えています。

アジュガの挿し芽10(551日目:2025年1月中旬)

葉っぱが枯れてきていますが、何とか耐えてくれているようです。

小さい方も大丈夫そうです。春になるまではこのままですが、暖かくなってからの成長に期待したいところです。

アジュガの挿し芽11(587日目:2025年2月下旬)

そろそろ暖かくなることを期待したくなる2月下旬ですが、枯れずに冬越しできそうな雰囲気です。

大きい方のアジュガには、カマキリの卵がついていました。葉っぱが枯れて見えやすくなったので、気づきました。

小さい方も無事のようです。

アジュガの挿し芽12(626日目:2025年4月上旬)

挿し芽で発根させて植え付けてから、初めての植え替えです。草花用の培養土に元肥を混ぜて、12cm(4号)のスリットポットに植えます。

大きい方は根っこが回りまくっていました。根っこをほぐして植え付けることにします。

小さい方はほとんど根っこが見えません。

たっぷりと水やりして、植え替え完了です。

アジュガの挿し芽13(637日目:2025年4月中旬)

植え替え後も成長を続けています。

大きい方は花が咲き始めました。

小さい方も少しずつ大きくなっています。水やりを失敗しなければ、無事に育ってくれそうです。

アジュガの挿し芽14(649日目:2025年4月下旬)

晴れて気温が高い日があったせいか、小さい方のアジュガに大きなダメージが出ています。まだ大丈夫な感じですが、このままではよくない状況な気がします。

日差しの問題があると思うので、午前中に少し日が当たるくらいの場所に移動させました。

アジュガの挿し芽15(657日目:2025年5月上旬)

小さい方(右側)は枯れてしまう可能性がありますが、大きい方(左側)は安心できるくらい成長しました。

ここからさらに増やして、庭にあったアジュガを残していけたらと思っています。

アジュガの挿し芽【2023年】まとめ

庭にあったアジュガを全滅から救うため、挿し芽で増やすことにしました。途中で放置気味になりましたが、挿し芽は成功しました。

このアジュガをさらに増やしていく予定ですが、挿し芽だけでなく、ランナーでも増やそうと思っています。ランナーで増やすのは簡単そうなので、記録はしないつもりでいます。

たくさん増やすことができたら、何らかの形でお伝えするかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました