2022年に失敗した八重桜の休眠挿しに再挑戦します。2023年は使う剪定バサミを変えたので、成功してくれると信じています。
八重桜の休眠挿し【2023年】
2020年から始めた八重桜の挿し木。2023年3月時点で、完全に成功したと言えるものはありません。2022年の緑枝挿しが芽吹き始めている状態ですが、2021年の緑枝挿しの失敗があるのでまだ安心できません。
休眠挿しは難しいようですが、八重桜の移植とバックアップのために失敗前提で挑戦します。
八重桜を挿す(休眠挿し)【2023年】
何度も失敗している八重桜の挿し木を成功させるために、発根しやすいと言われる剪定バサミを2022年の緑枝挿しから使っています。今回もその剪定バサミを使います。
2022年の緑枝挿しでは発根率が驚くほど高かったので、休眠挿しでも少しくらいは発根してくれることを期待しています。
八重桜の休眠挿し(1日目:2023年3月下旬)
八重桜の休眠挿しをどうしようか悩んでいたら、3月下旬になってしまいました。芽が膨らんできて緑になってきたので、慌てて挿し木をすることにしました。
挿し穂を作るために、八重桜から必要ない枝を切ってきました。剪定のついでという感じです。
芽が大きくなってきているので、土に埋める部分の芽は取り除いて挿し穂を作りました。水揚げは1時間くらいにしました。
連結型のジフィーポット(12穴)を2個用意して、種まき・挿し木用の土と鹿沼土(細粒)に分けて挿し木をします。
水をたっぷり吸ってもらうために、水揚げしている間、発泡スチロールの箱を使って水に浸けておきました。
できるだけ成功確率を上げたい八重桜の挿し木なので、土に穴を開けてから挿すことにしました。穴を開けるための使ったのは、余った八重桜の枝です。
挿し穂を挿して、ジョウロのシャワーで固定しました。発泡スチロールの箱に入れたままだったので十分に固定できず、指も使いました。
これから気温が上がって乾きやすくなるので、発泡スチロールの箱に入れたまま水を張って、日陰で管理することにします。
全部で24本。果たして、何本が発根してくれるでしょうか?
八重桜の休眠挿しの経過【2023年】
2022年は実ごとに失敗した八重桜の休眠挿し。2023年はいい剪定バサミを使ったので、成功してくれたらいいなと思っています。
休眠挿しでは、最初は挿し穂の力で葉っぱが出て、次の葉っぱは発根してからということのようなので、そのつもりで経過を見ていきます。果たして、どうなるでしょうか?
八重桜の休眠挿しの経過1(21日目:2023年4月中旬)
葉っぱが出始めました。これは挿し穂の力でということだと思うので、ここからどうなるかが勝負です。
挿し穂を選ばずに適当に挿していきましたが、種まき・挿し木用の土(手前)と鹿沼土細粒(奥)で差があります。八重桜の挿し木は、ちゃんと挿し木用の土を使った方がいいのかもしれません。
八重桜の休眠挿しの経過2(28日目:2023年4月中旬)
種まき・挿し木用の土(手前)はまだ葉っぱが元気そうなものがあります。この調子で発根してくれるでしょうか?
鹿沼土細粒(奥)はあまり変化がありません。やっぱり八重桜の挿し木に鹿沼土細粒は合っていないようです。
八重桜の休眠挿しの経過3(45日目:2023年5月上旬)
1本を残して枯れてしまったようです。休眠挿しは難しいとはいえ、いい剪定バサミを使ったので、もう少し残ることを期待していました。
残りの1本も危険な雰囲気になってきています。このまま枯れてしまうのか、新しく葉っぱが出てくるのか。
八重桜の休眠挿しの経過4(54日目:2023年5月中旬)
物を落としてしまい、最後まで葉っぱが残っていた挿し穂も含めて崩壊。
全部の挿し穂を抜いてみましたが、発根しているものはありませんでした。予定では6月上旬くらいまでは待つ予定でしたが、ここで終了にします。
このまま待っていても枯れていくだけだったと思うことにします。それでも残念です。
八重桜の休眠挿し【2023年】まとめ
難しい八重桜の休眠挿し。2回目の挑戦では、2022年の緑枝挿しで高い発根率になった剪定バサミを使いました。
挿し穂の本数は24本。そこまで多くありませんでしたが、1本も発根せずに終わりました。
物を落としてしまって終了になるという、予想外の結末だったのも残念なところです。葉っぱも枯れてきていたので、どちらにしても失敗だったかなと思います。
2年連続で1本も発根しなかったので、八重桜の休眠挿しは諦めた方がよさそうです。
緑枝挿しは2023年も挑戦するつもりでいます。梅雨入り前後から開始予定です。