家庭菜園の拡張【2023年】

2022年に始めた家庭菜園。とりあえず十分な広さだと思っていましたが、実際に野菜を作ってみるともっと広くしたいと思うようになりました。

柿の木の切り株を抜いてできた穴を利用していましたが、2023年はそれを拡張することにしました。その拡張の経過を紹介します。

家庭菜園の拡張【2023年】

家庭菜園の予定地は石ばかりの場所なので、掘り返して石を取り除き、土を入れるという拡張計画を立てました。どのくらいの深さまで掘るかは未定として、掘り返しながら考えることにします。

2022年の家庭菜園部分を掘り返すかも未定です。根菜を作るのなら掘り返した方がいいと思いますが、そのままというのもありかなと思っています。

家庭菜園のために穴を掘る【2023年】

家庭菜園の拡張は4倍程度にはしたいと考えて、だいたいの範囲を決めました。その範囲を全部掘り返して、石を取り除いて土を戻していく予定です。

石で囲ってあるのが2022年の家庭菜園です。これを写真の右側と下側に広げていきます。

家庭菜園の穴掘り【2023年】1日目

穴を掘り始めましたが、先に上にある石をどかした方がいいと気づきました。埋まっている大きい石とリュウノヒゲらしきものは後から取り除く予定です。

穴掘りを進めていたら、深さ15cmくらいのところから巨大な石が出てきました。他にも埋まっているとしたら、予想以上に大変な作業になるかもしれません。

穴から持ち上げるのも大変でした。この石をどうするかも悩ましいところです。

1日目はここまで掘りました。右側は深さ40cmくらい、左側は深さ20cmくらいです。根菜づくりを考えなければ20cmでいいと思いつつ、根菜を作りたくなったらまた掘り返すことになるので、迷っています。

家庭菜園の穴掘り【2023年】2日目

深さ40cmくらいまで掘ることにしました。写真ではわかりにくいと思いますが、そこそこの深さになっています。

家庭菜園として使っていたところをどうするかはまだ決めかねています。

家庭菜園の穴掘り【2023年】3日目

迷った結果、家庭菜園として使っていたところも掘り返すことにしました。そのため、まずは表面の土を取り除きました。

家庭菜園の土にも石が多めに入っていますが、他のところと比べると少ないので、混ざらないように置いておくことにしました。

ダイソーのブルーシート的なレジャーシート(1.8m×1.8m)で包む感じで、雨が降っても平気なようにしてあります。

家庭菜園として使っていたところも40cmくらいまで掘りました。大きな石が埋まっていたので、掘り返して正解でした。

柿の木の切り株があった場所なので、太い根っこも出てきました。切り株を抜いてから1年経っていることもあって、太くても簡単に折れる根っこもありました。

家庭菜園の掘り返し【2023年】4日目

掘り返しが完了しました。約3m(東西)×約2m(南北)の広さ、深さは約40cmという感じです。

わかりにくいと思いますが、赤い丸のところに柿の木の根っこがあります。太くてまだ腐っていなかったので、抜くことができませんでした。ノコギリとかで切るのも大変なので、このまま埋めることにしました。

掘り上げた土の山。石を取り除いた土に黒土、腐葉土、牛糞たい肥を混ぜて埋め戻します。夏野菜の植え付けに間に合うかどうか。

掘り上げるときに取り出した大きめの石の山。これだけの石をどうするかも問題です。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】

家庭菜園を拡張するための穴掘りが終わったので、次は埋め戻しです。買ってきた土を入れるだけならまだ楽ですが、掘り上げた土も再利用するので時間がかかると思います。

以前に別の場所で似たようなことをやりましたが、ふるいで石とかを取り除いた土は細かすぎてカチカチになりました。そうならないように、石を取り除いた土に黒土、腐葉土、牛糞たい肥、もみ殻を混ぜて埋め戻していきます。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】1日目

ふるいを使って掘り上げた土から石を取り除いて再利用します。時間はかかりますが、地道にフリフリしていきます。

その土に加えるのが、黒土、牛糞たい肥、腐葉土です。もみ殻はもう少し上の層から混ぜようと思っています。

混ぜる前の土たちはこんな感じで、掘り上げた土と黒土に牛糞たい肥と腐葉土を混ぜるイメージです。これをとにかく繰り返していきます。

掘った穴に入れていましたが、絶望しそうになりました。それでも繰り返していくしかありません。

イチゴ栽培とかで使って放置していた土を入れることにしました。そのうち庭のどっかに撒こうと思っていたものの有効活用です。

小さいポットがたくさんあったので、意外と大変でした。でも、使用後の土を使ったことで、土の購入量を減らせます。

写真では根鉢のまま残っているものもありますが、あとで踏んでバラバラにしました。ジフィーポットもそのまま土になってもらいます。

途中から黒土を入れなくてもいいような気がしたので、掘り上げた土に牛糞たい肥と腐葉土を混ぜるだけにしました。掘り上げた土がなくなったら黒土を使います。

出費をできるだけ少なくするために、体積当たりの金額が一番安い牛糞たい肥をたくさん使うことにしました。掘り上げた土と同じくらいの量の牛糞たい肥を加えて、それに少し腐葉土を足す感じです。

埋め戻し1日目はこれで終了。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】2日目

家庭菜園の埋め戻し2日目。掘り上げた土から石を取り除いて、牛糞たい肥と腐葉土を混ぜて、というのを黙々と繰り返しました。

最初は山にする感じで土を戻していましたが、最後に広げることにしました。こんな感じで全体的に土を入れていく予定です。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】3日目

藁を手に入れたので下の方に埋めることにしました。藁の上から土を入れようと思いましたが、3日目の穴埋めが終わってから藁を入れました。

まだ藁が残っているので、もう1層入れる予定です。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】4日目

藁の上から土を入れて埋め戻し。右側に降りて土を混ぜたりしている関係で、そこの土がカチカチになっていましたので、最後に穴の外側から土を入れていくことにしました。

掘り上げた土がかなり減ってきました。このペースだと掘り上げた土を使い果たしても穴が埋まらない気がするので、黒土の出番がありそうです。

掘り上げた土は石を取り除く必要がありますが、黒土ならそのまま投入ができるので作業が早くなります。黒土、牛糞たい肥、腐葉土を直接投入して、クワなどを使って混ぜようかなと思っています。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】5日目

5日目はあまり時間が取れず、4日目との違いがわかりにくくなっています。40リットルの牛糞たい肥3袋を使ったので、240リットル分くらいは埋めたはずです。掘り上げた土と牛糞たい肥はほぼ同じ量使っています。

掘り上げた土の山の小さくなってきて、終わりが見えてきています。あと2~3日で掘り上げた土の山はなくなるような気がしています。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】6日目

左側から地面の高さに合わせて埋めていくようにしています。雨などで土が崩れて石が入ってしまうので、それを防ぐ目的で片側から埋めていくようにしました。

踏むと沈むので、思っていた以上に土が必要なのかもしれません。

掘り上げた土の山も順調に減ってきています。元々の地面と掘り上げた土の境目がわからず、どこまで土を取るか迷っています。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】7日目

埋め戻し7日目は大量の土を入れました。牛糞たい肥40リットル×11袋を使ったので、合計で880リットルくらい埋め戻したと思います。

掘り上げた土の山はほとんどなくなりました。そろそろ黒土の出番が来そうです。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】8日目

いつもより短めの作業だったので、あまり進んでいません。

少し深めに土を取って、そこに掘り上げた石を置くことにしたので、黒土の出番はまだまだなようです。元の地面の上にあった石もあるので、石を取り除くのが大変になってきました。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】9日目

終わりが近づいてきて、変化がわかりにくくなっています。確実に埋めていっているはずなんですが、進んでいるような気がしません。

山にしていた石をその辺にばら撒くように置いて、重なるようになっていた部分の掘り上げた土を戻す作業をしました。そろそろ掘り上げた土は終了になりそうです。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】10日目

掘り上げた土を戻す作業が終わりました。まだ埋めきることができていない上に、畝(うね)の分の土も足りない状態です。

土の山があった場所には取り除いた石をばら撒いてあります。

旧家庭菜園で使ってた土を戻す作業を始めます。石が入った状態なので、こちらもふるいにかけて戻していきます。

掘り上げた土と比べれば石の量は少なめですが、それでもかなりの量が入っています。

ブルーシートで包んであったこともあり、下の方に水が溜まっていたようです。この状態だとふるいにかけることができません。

ブルーシートに広げて乾かしながらふるいで石を取り除いていくことにしました。

旧家庭菜園の土には何も混ぜず、そのまま投入です。この日はここまでで終了。

天気予報的に雨は降らなそうだったので、まだ乾いていない土はこの状態で放置します。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】11日目

乾かした旧家庭菜園の土を全部入れ終わりました。まだかなりの土が必要そうです。

家庭菜園の拡張で使える土はなくなりました。あとは全部買ってくるしかありません。

できるだけ安くしたいという思いがあり、黒土25リットル、腐葉土25リットル、牛糞たい肥120リットル、適当な量のもみ殻を使って埋めていくことにしました。牛糞たい肥が多すぎると思いますが、これでいきます。

土を家庭菜園内に入れて、備中鍬(びっちゅうぐわ)で混ぜます。

混ぜる前の状態はこんな感じです。

買ったばかりの備中鍬。思っていた以上に大変な作業です。

買っておいた土を全部使って、とりあえず埋め終わりました。畝(うね)を立てると畝間(うねま)が地面より低くなってしまうので、畝の分だけ土を追加する必要があります。

家庭菜園の埋め戻し【2023年】12日目

土を追加して畝を完成させました。黒土14リットル×4袋、牛糞たい肥40リットル×1袋、腐葉土25リットル×1袋、適当な量のもみ殻を1セットとして、5セット投入しました。

11日目までは安い牛糞たい肥を多めにしていましたが、畝部分は黒土と牛糞たい肥を同じくらいにすることにしました。黒土の袋には、野菜なら「黒土5、堆肥2、腐葉土2」の割合と書いてあったので、これでも黒土は少なめです。

畝の高さは10cmちょっと。参考にした『これならできる!自然菜園 耕さずに草を生やして共育ち』という本には、畝の高さは10~30cmで水はけによって変えると書いてありました(p.33)。

本当は15~20cmくらいにしようと思っていましたが、最初に作った畝は高さが10cmもありませんでした。その畝をなるべく壊さないように上から土を追加したので、これ以上追加するのが大変で、このくらいにしました。

畝の幅は1mにしました。これも本に書いてあった通りです。ちなみに、畝間は50cmになっています。

畝の長さは2mで、南北にしてあります。全体が3m(東西)×2m(南北)くらいなので、東西の両端に25cmくらい余裕を持たせて、1m×2mの畝を2つ作りました。

家庭菜園の拡張【2023年】まとめ

2023年の家庭菜園の拡張が無事に終わりました。夏野菜に間に合う時期に完成されることができたので、これから何を育てるか考えていきます。ちなみに、拡張が終わったのは4月上旬です。

追加した土はかなりの量になりましたが、レシートを何枚か捨ててしまったので正確な量がわからないのが残念です。手元にあるレシートだけで計算すると、全部で3310リットルになります。

そんなに買いに行ったかなと思うような量ですが、レシートがあるので、それだけ買ったようです。実際には残っていないレシートもあるので、おそらく3500リットル分くらいは追加したと思います。

思っていた以上に大変な作業だったので、これ以上の拡張は遠慮したいところです。そうは言っても、2024年の家庭菜園の拡張もありそうな気がしています。

2023年の拡張で家庭菜園は約3m(東西)×約2m(南北)まで広がりました。深さは40cmくらいまで掘り返してあります。

2022年の家庭菜園の広さは測っていませんが、おそらく4倍以上の広さになっていると思います。

畝は1m(東西)×2m(南北)×10cmちょっと(高さ)のものが2つできました。畝間は50cm取ってあります。

この家庭菜園での野菜の栽培は、完成から3週間くらい経ってから本格始動する予定です。自然菜園的にするつもりなので、それまでの間に畝間に緑肥の種を蒔こうと思っています。

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