イチゴの栽培1年目【2020~2021年】

白いイチゴの苗を見つけて、衝動的に育ててみることにしました。イチゴ栽培どころか、野菜や畑で育てる系の果物を育てるのは初めての経験です。

イチゴの栽培1年目【2020~2021年】

完全に思いつきで始めることになったイチゴ栽培。例によってきっかけは「カーメン君ガーデンチャンネル」です。イチゴの動画を見た直後くらいに白いイチゴの苗を見かけて、衝動買いです。

イチゴの植え付けと冬越し【2020~2021年】

家庭菜園計画は以前からありましたが、場所を用意できていなかったのでプランター栽培にしました。土や肥料をどうするかもわからず、とりあえずイチゴ専用の培養土を使えば問題ないだろうということで、イチゴ専用で揃えました。

イチゴの植え付け(1日目:2020年11月中旬)

白いイチゴ2株だけにしようかと思いましたが、「カーメン君ガーデンチャンネル」の動画で説明されていた必要な土の量と、売っていたプランターサイズを考えて、白いイチゴ2株と赤いイチゴ1株の3株にしました。

白いイチゴは「フラミンゴベリー」、赤いイチゴは「ジャンボ」という品種でした。

培養土はプロトリーフの「いちごの土」です。これしか売っていなかったので選びました。肥料は花ごころの「いちごの肥料」です。こちらもこれしか売っていませんでした。プランターのサイズは忘れましたが、鉢底石が必要ないすのこ付きプランターにしました。

培養土に「いちごの肥料」を元肥として入れました。混ぜるための入れ物がなかったので、レジ袋に入れて混ぜました。苗を置いてみたら、この時点でぴったりな感じでした。

植え付けは少し前側に寄せてあります。イチゴは親株側に繋がっていたランナーと反対側に実がなるらしいので、前側に寄せて植え付けるといいらしいです。フラミンゴベリーに咲いていた花を取って、軒下に置きました。最初は毎日水やりをして、1週間くらいしたところで「乾いたらたっぷり」に切り替えました。

イチゴの経過1(8日目:2020年11月中旬)

3株とも新芽が出てきました。ちゃんと根付いてくれたのかなと少し安心しました。上の写真がフラミンゴベリー、下がジャンボです。

イチゴの経過2(41日目:2020年12月下旬)

植え付け時に比べるとだいぶ大きくなってきました。冬の水やりをわかりやすくするために、割り箸を挿しました。割り箸を抜いて乾き具合を確認するという方法をネットで見つけたからやってみたんですが、結果としてはわかりにくかったので途中でやめました。

基本的に水やりは「乾いたらたっぷり」です。乾いたのがわかりにくいので指で確認したりしていました。

イチゴの経過3(88日目:2021年2月上旬)

2月になっても枯れていないようで、水やりの失敗もなさそうです。春に向けて追肥をあげました。右の方にある棒は割り箸で、水やりのタイミングをわかりやすくするためのものです。実際はわかりにくくて、途中で抜いてしまいました。

イチゴの経過4(129日目:2021年3月中旬)

害虫対策としてニームケーキを使ってみました。比較対象がないので効果があったかわかりませんが、効果があったと思うことにします。これも「カーメン君ガーデンチャンネル」の動画を見て買いに行きました。

イチゴの経過5(137日目:2021年3月下旬)

フラミンゴベリーは両方とも蕾ができていました。

ジャンボは開花していました。受粉は虫さんにお願いすることにしました。

イチゴの開花と収穫【2020~2021年】

無事に冬越しすることができ、開花し始めました。受粉は虫さん任せです。屋外でも人工授粉という情報も見ましたが、虫さんにお願いしても大丈夫なくらい虫さんがいる地域なので、放置することにしました。

イチゴの経過6(147日目:2021年4月上旬)

どの株の葉っぱや花なのかがわからない感じになっています。このサイズのプランターに3株は多すぎたようです。でも、花も咲いて、実がなるのが楽しみです。

イチゴの経過7(159日目:2021年4月中旬)

虫さんがちゃんと受粉してくれたようで、実ができていました。真ん中のフラミンゴベリーとジャンボです。

イチゴの経過8(169日目:2021年4月下旬)

茎がプランターのふちで折れかけていたので、石を置いて折れないようにしました。実も少し赤くなっているようなので、とりあえず大丈夫そうです。

イチゴの経過9(172日目:2021年5月上旬)

取る前の写真はありませんが、初収穫のイチゴです。思った以上にキレイなイチゴができました。まだ早かったのか、甘さはいまいちでした。

残りのイチゴたち。

イチゴの経過10(176日目:2021年5月上旬)

折れそうな茎が多くなったので、板の上に乗せることにしました。おそらく、ウォータースペースのために土を少なくしすぎたのが原因の1つだと思います。

左の真っ赤なイチゴは前回よりも取るのを遅くしたからか、初めて過程で栽培したにしてはおいしくできました。取ったのはこの日ではなかったと思いますが。

イチゴの経過11(179日目:2021年5月上旬)

白いイチゴのフラミンゴベリーの初収穫です。見た目で収穫時期がわかりにくいので、甘い匂いがするかが1つの目安のようです。甘い匂いがしたんですが、味はそこそこという感じでした。でも、少し収穫を遅らせたものは十分に甘くなっていました。

イチゴの経過12(183日目:2021年5月中旬)

「明日あたり収穫かな」と思っていたイチゴが何者かに食べられていました。鳥なのか、猫なのか、それ以外の何かか。ダイソーでだしパックを買ってきて対策しました。その後は食べられることはありませんでした。

イチゴの栽培1年目まとめ【2020~2021年】

思いつきで始めたイチゴ栽培ですが、無事に収穫することができました。収穫のタイミングで味が大きく違っていたので、熟したかを見極めるのが難しいと実感しました。

とりあえず3株にしましたが、まとめて取れるという感じではなく、たまに何個かという感じだったので量的な満足感はいまいちでした。味は収穫のタイミングさえ間違えなければ家庭での栽培という意味では十分だと思います。

思ったより簡単に作ることができたので、家庭菜園的に何か作ってみたいならイチゴから始めるのがいいかもしれません。しかも、イチゴは株を増やしていくことができるので、新しく苗を買ってくる必要がないのも嬉しいところです。

今回はプランター栽培でしたが、水やりがなかなか大変でした。この記事にはありませんが、夏に何度も水切れを起こして、ぐったりしている姿を目撃しています。次の年もイチゴを作るのであれば、地植えにしたいと思うくらいの大変さです。

プランターサイズと株数の問題もありました。今回使ったプランターなら2株でよかったと思います。思った以上に大きくなったので、次があるなら活かしたいところです。あと、土の量が少なかったせいで茎が折れそうになったところも反省点です。

可能であれば地植えにするために、次の年用の子株を作ることにしました。子株作りからは2年目としてまとめてあります。

反省点・問題点
  • プランターサイズに対して株数が多かった
  • 土の量が少なくて茎が折れそうになった
  • 水やりが大変すぎた
  • 何者かに食べられることへの対策が必要
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