以前に失敗したことがあるセンリョウの種まき。センリョウの実を手に入れることができたので、再挑戦することにしました。
以前の記録はありませんが、今回は成功させたいところです。果たしてどうなるでしょうか?
種から育てるセンリョウ
お正月に飾ることが多いセンリョウ。以前に実が1つだけ手に入ったので蒔いてみましたが、発芽しないまま終わりました。今回はたくさん実を手に入れることができたので、記録しながら挑戦します。
目標はイチリョウ、ジュウリョウ、ヒャクリョウ、センリョウ、マンリョウ、オクリョウを揃えることです(漢字にすると、一両、十両、百両、千両、万両、億両)。
センリョウを種から育てる
イチリョウからオクリョウまであることを知って、いつか全部揃えたいと考えていました。センリョウの苗木を買ってくることも考えましたが、種から育ててみることにしました。
樹木を種から育てるのはなかなか面白いものです。
センリョウを種から育てる1(種保管:2023年1月下旬)
センリョウの実を手に入れることができました。触るとポロポロ落ちるくらいの状態でしたが、大丈夫と信じることにします。乾いてしまっているような実もあります。
センリョウの実には発芽抑制物質があると聞いたことがあるので、まずは実から種を取り出します。実の中には丸い種がありました。
なかなか種を取り出せなかった実は捨てることにしました。取り出すのが面倒なのと、乾いてしまっている実だったからです。
取り出した種はそのまま蒔いてもいいんですが、水やりが必要なので管理が大変です。今回は、全部の種を濡らしたキッチンペーパーで包んで、春まで小さいタッパーに入れて屋内に置いておくことにしました。
タッパーを使えば密閉させるので、キッチンペーパーが乾きにくくなります。樹木の種は乾燥させてはいけないそうなので、これが楽な保管方法だと思います。
センリョウを種から育てる2(1日目:2023年6月上旬)
種まきしようと思いつつ、放置していたセンリョウの種まきをします。キッチンペーパーを開いてみたら、すでに発芽していました。
このまま育ってくれるかわかりませんが、植え付けてみました。いくつかは枯れそうなので、1つのポットに何本か。
奥の小さいのが3cmポット、手前の大きいのが9cmポットです。しばらくは日陰に置いておきます。無事に育ってくれるといいのですが。
センリョウを種から育てる3(51日目:2023年7月下旬)
種まきが種まきではなくなってしまったのでどうなるか心配でしたが、なんとか枯れずに育ってくれています。
本葉も出てきているので、少しずつ成長しているようです。草花系と違って、樹木は成長が遅いので心配になります。
途中から日当たりのいい場所に出していましたが、夏の日差しに負けないように、西日が当たら場所に移動させることにしました。無事に夏を越してくれるといいんですが。
センリョウを種から育てる4(129日目:2023年10月上旬)
夏が過ぎて、暑さも和らいできたので、もう少し日当たりがいい場所に移動させました。そろそろ冬越しについても考えておく必要があるかなと思っています。
センリョウを種から育てる5(204日目:2023年12月下旬)
霜に当たってしまったからか、葉っぱが黄色くなってしまいました。茶色くなっているところもあるので、このまま枯れるのも出てきそうです。
遅くなりましたが、霜対策で軒下に移動させました。これで冬越しできるといいんですが…。
「種から育てるセンリョウ」の続きはまた後日。