家庭菜園(ガーデンフレーム)1年目 春夏【2022年】

カインズホームのガーデンフレームを使って、家庭菜園を始めてみました。イチゴは育てたことがありますが、野菜を育てるのは初めてです。ちゃんと収穫することができるでしょうか。

家庭菜園(ガーデンフレーム)1年目 春夏【2022年】

カインズホームのガーデンフレームをもらえることになったので、家庭菜園に挑戦することにしました。苗を買ってきて植えた方がいいと思いましたが、種を買ってしまいました。大量に余った種をどうするか考えながらの野菜作りです。

家庭菜園について

本格的な畑をやるわけではなく、庭のちょっとしたスペースを使って小さな家庭菜園を始めることにしました。

家庭菜園を始める理由

野菜などはお店で買ってきた方が安くて美味しいという考えを持っているので、野菜などを作ることは考えていませんでした。ただ、毎年恒例の雑草対策を少しでも楽にするか、それに別の意味を持たせるかするには、家庭菜園がいいんじゃないかと思って、家庭菜園を始めてみることにしました。

理由はそれだけでなく、園芸ラボでよく出てくる「カーメン君ガーデンチャンネル」を見ていて、野菜を作るのもいいかなと思ったのもあります。2020年~2021年に、イチゴ栽培に挑戦したのも影響しています。

家庭菜園だと珍しい野菜なども栽培できるので、そういう楽しみもあるかなというのも理由の1つです。スーパーとかには売っていなくて、食べたければ自分で作るか、作っている人からもらうかするしかないような野菜もありますからね。

フィンガーライムやポポーの栽培も同じような理由です。

家庭菜園の場所

家庭菜園を始める前に、どこに家庭菜園を作るかという問題があります。プランターでの家庭菜園(そう呼べるのかわかりませんが)という方法もありましたが、雑草対策も兼ねてということもあり、庭の空いているところに作ることにしました。

場所選びで大きな問題が2つありました。それは、「石が多すぎ問題」と「抜けない切り株がある問題」です。その2つを同時に解決するために使ったのがガーデンフレームです。

最初は板などを買ってきて枠を作ろうかと思っていましたが、カインズホームのガーデンフレームをもらえることになったので、抜けない切り株をガーデンフレームの内側に入れて、そこに土を入れることにしました。

ガーデンフレームでの野菜作り1年目 春夏【2022年】

ガーデンフレームを使った家庭菜園計画が本格始動したのは2022年3月下旬です。ガーデンフレームはその前にもらっていて、2年目のイチゴ栽培で1個使い、もう1個は放置してありました。

ガーデンフレームの設置(1日目:2022年3月下旬)

カインズホームのガーデンフレームは地面に杭を打ち込んで固定するようになっていましたが、「石が多すぎ問題」があるので杭での固定はしないで、ガーデンフレームを地面に置いただけにしました。抜けない切り株を角に配置するような感じです。

ガーデンフレーム内の石を取って、フレームと地面の隙間を埋めるために内側と外側に石を置きました。一応スマホを使って水平を取りましたが、適当です。ちなみに、ガーデンフレームは90cm四方です。

土は野菜用の培養土も考えましたが、黒土(14リットル×3袋)牛糞たい肥(25リットル)腐葉土(25リットル)を混ぜました。

上の写真の右奥に切り株があるのが見えると思います。土に埋めることで腐っていくことを期待です。

種まき(24日目:2022年4月中旬)

苗を買ってくることも考えましたが、種からの挑戦にしました。同じ野菜が大量にできても消費できないので、いくつかの種類の野菜を育てることにしました。

  • 食べきりミニ大根
  • 万能葉ねぎ
  • やわらかたけのこキャベツ
  • どっさりほうれん草サンライト
  • 大葉 青しそ
  • ちりめん赤しそ

あとから諸事情で別のねぎも追加しました。

  • 一本ねぎ 一翠太

ガーデンフレームの下は石だらけの地面なので、短いミニ大根を選びました。キャベツは普通のだと消費が大変なので小さいものにしました。赤しそは梅干し用と考えていましたが、結局梅干しには使いませんでした。

元肥として油かすを適当な量入れて、畝(うね)を3つ作りました。野菜の配置は写真の通りにしましたが、青じそだけ真ん中の畝に移動させました。

ミニ大根は2か所に3粒ずつ、ネギ・ほうれん草・大葉・赤しそは筋蒔きという感じで種を蒔きました。

キャベツは3cmポットに3粒の種を蒔きました。キャベツの種を蒔いたポットに入れた土はガーデンフレーム内の土です。

発芽するまでは乾かさないよう気をつけながら水やりをしました。気づいたら乾いていたときもありましたが、基本的に毎日の水やりです。キャベツは直射日光が当たらない日陰に置いておきました。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過1(30日目:2022年4月下旬)

ミニ大根、ほうれん草、キャベツが発芽していました。ほうれん草は少しわかりにくいんですが、ほうれん草に見えないような葉っぱで、別の何かが出てきた可能性もあります。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過2(34日目:2022年4月下旬)

大葉と赤しそも発芽しました。赤しその芽は赤くなくて、大葉(青しそ)と見分けがつかない感じなんですね。

ミニ大根とキャベツも順調に成長中です。蒔いた種は全部発芽したようで、1か所に3つずつの芽が出ています。キャベツは日向に出しましたが、他の鉢で日陰になる時間がある場所に置きました。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過3(37日目:2022年4月下旬)

早すぎる気もしましたが、虫対策として防虫ネットでガーデンフレームを覆いました。これができるように、受粉が必要ないものだけを選んでいました。

畑であれば防虫ネットの端っこは土に埋めるみたいですが、石で抑えるだけにしてあります。ガーデンフレームを同じサイズのアーチ支柱をフレーム内の両端に挿して、その上から防虫ネットをかけてあります。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過4(52日目:2022年5月中旬)

ミニ大根の葉っぱが大きくなってきました。もっと離して種を蒔けばよかった感じですね。写真を撮り忘れていましたが、経過3から経過4の間のどこかで間引きをして、1本ずつにしてあるはずです。間引いたものは炒め物か何かにして食べました。

ほうれん草と大葉は思っていたより発芽しませんでした。それでも順調に成長しています。赤しそも色的にわかりにくいと思いますが、順調です。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過5(59日目:2022年5月下旬)

キャベツを植え付けました。最初の計画では、1つ植え付けたら種を蒔いて、時間差で収穫する予定でした。それだと2つ目が遅くなり過ぎそうだったのと、ポットに蒔いた種から2つの苗を取れそうだったので、同時に植え付けることにしました。

どのタイミングで植え付ければいいか迷いながら、成長が止まり始めているようにも見えたので、思い切って植え付けをした感じです。ちゃんと育ってくれるといいのですが。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過6(66日目:2022年5月下旬)

ミニ大根が大根らしくなってきました。収穫のタイミングがわからなかったので、とりあえずもう少しそのままにしておくことにしました。

ミニ大根の葉っぱが邪魔だったので、葉っぱを少し取りました。ほうれん草もついでに間引きました。防虫ネットをしていたので、虫の被害がないのが嬉しいところです。残りのほうれん草はある程度の大きさになったら収穫という感じにしました。

ここまでのどこかで追肥をしたと思いますが、それがいつだったのかが思い出せません。もしかしたらまだ追肥していない段階かもしれませんが、追肥用の肥料も油かすです。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過7(73日目:2022年6月上旬)

収穫のタイミングがわからなかったミニ大根ですが、1本を試しに収穫してみました。抜いたら細いのが出てくるという面白体験も想定していましたが、十分なサイズに育っていました。大きさ比較で手袋を置いてあるので、何となくの大きさはわかると思います。

このミニ大根は20cmくらいになる品種らしいので、初めてにしてはいい出来じゃないかなと思います。ガーデンフレームの高さでも問題ないサイズということも確認できました。

ミニ大根の断面はこんな感じです。美味しく頂きました。このミニ大根を食べきって少ししたくらいで、もう1本も収穫しました。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過8(76日目:2022年6月上旬)

大葉と赤しそはシソらしくなってきました。

キャベツは葉っぱが大きくなってきましたが、まだ結球していません。こんな感じでちゃんとしたキャベツになるのか心配です。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過9(90日目:2022年6月下旬)

諸事情でねぎを追加することにしました。本当は細ねぎかニラがよかったんですが、一本ねぎしかなかったので、一翠太という品種のねぎを選びました。別のお店に行ったら細ねぎが売っていて、普通に育てることになりました。

ほうれん草の跡地に元肥として油かすを混ぜて、一翠太(一本ねぎ)を植えました。一本ねぎは土寄せで埋めていくことになるみたいなので、溝を作って、そこに立てかけるように植えました。本当は1本ずつに分けて植えた方がいいみたいですが、まとめて植えてもいいということだったのでまとめて植えました。

残りの一翠太(一本ねぎ)は、地植えのイチゴの跡地に植えました。ねぎを追加した理由は別の記事にまとめてあります。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過10(115日目:2022年7月中旬)

キャベツが結球して、それなりの大きさになっていました。種まきから3ヶ月くらいです。

植え付けの問題なのか、畝の作り方の問題なのか、土の問題なのか、2個とも手前に倒れてきています。何度か土寄せして真っ直ぐにしましたが、倒れてきたので途中で諦めた結果がこれです。

種のパッケージには、春まきの場合は植え付けから収穫まで58日と書いてあります。植え付けから約2か月経ったので収穫してもいいくらいだと思います。ということで、1個だけ収穫してみることにしました。

大きさ比較で芽切りバサミを置いてみました。約1kgで収穫ということだったので、持った感じとしてはちょうどいい時期かなと思います。収穫後に切ってみましたが、ちゃんとキャベツでした。

このキャベツを食べきってから、残りのキャベツも収穫しました。ちなみに、万能ねぎは数本がひっそりと育っている状況です。畝が崩れてきているのか、倒れ掛かっていて、全部抜いて食べてしまうか、上だけ切る形で繰り返し収穫するか迷っています。

家庭菜園(ガーデンフレーム)の経過11(128日目:2022年7月下旬)

一翠太(一本ねぎ)に追肥と土寄せをしました。ねぎがぐらぐらしている感じだったので、もう少し早く土寄せしてもよかったかもしれません。追肥は骨粉入り油かすです。

一本ねぎは藁でマルチングをして、土寄せのときにその藁をそのまま埋めるのがいいとYouTubeの「農家直伝!家庭菜園らいふ」の動画で見たので、藁代わりに葉っぱを取って放置してカラカラになっていた赤しそと大葉の茎を埋めてみました。水はけをよくする目的みたいなので、たぶん大丈夫だと思います。

イチゴ畑の跡地(ガーデンフレーム2)に植えた一翠太(一本ねぎ)はまだ土寄せには早そうだったので、藁代わりに乾燥させたイチゴの茎と葉っぱを敷きました。これも土寄せのときに一緒に埋める予定です。

種まき以来の登場になりますが、万能ねぎはそこそこの大きさになっています。倒れてしまっているのが残念なところです。

このまま抜くか上を切って再生させるか迷いましたが、薬味用に上だけ切って、どうなるかを見ることにしました。分けつ部分を残すのと、分けつ部分より下で切るので再生具合が変わるかの確認のために、1本だけ部分より下で切りました。

このあとのねぎの経過は家庭菜園(ガーデンフレーム)1年目の秋冬野菜編でまとめていきます。

家庭菜園(ガーデンフレーム)1年目 春夏まとめ【2022年】

カインズホームのガーデンフレーム(90cm四方)を使って、初めての野菜作りに挑戦しました。土は黒土、牛糞たい肥、腐葉土を混ぜて作り、元肥として油かすを使いました。1年目ということで、栄養分の偏りなどは気にせずに育てました。

苗から育てた方が簡単だと思いますが、種から育てました。イチゴのときと同じように、野菜の間隔が狭かったので、窮屈な感じになってしまいました。でも、早い段階で防虫ネットを使っていたので、虫の被害はありませんでした。

どの野菜も美味しく作ることができたので、初挑戦としては満足の結果です。

カインズホームのガーデンフレームの高さでもミニ大根なら育てられることもわかりました。ということは、小さい人参も育てられそうなので、人参作りも検討中です。根菜は基本的に種からになるので、種が余りすぎるのをどうするかが問題ですが。

土の栄養分などのことを考えると、1回目の野菜栽培はうまくいきやすいかなと思います。2回目からはその前の野菜が吸収した栄養分を補うことが必要になるので、何らかの問題が出てくるかもしれません。

次の野菜の植え付けや種まきの前にどの程度の土作りをするかが迷うところですが、あえてちゃんとした土作りをしないという選択肢もあるかなと考えています。一翠太(一本ねぎ)は油かすを入れただけで植え付けてしまってますし。

秋冬野菜は夏から始める必要があるみたいなので、早く結論を出して、動き出す必要がありそうです。

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