白ナス栽培【2023年】

2023年のナス栽培は、白ナスを育てることにしました。家庭菜園は、スーパーとかで簡単に手に入らない野菜を育てるのが大きなメリットですよね。

白ナス栽培【2023年】

白ナス栽培は2022年も考えましたが、苗を手に入れることができませんでした。1年近く待って、念願の白ナス栽培開始です。

白ナスを育てる(2023年)

2023年は連作障害対策も考えて、年単位で作る野菜をローテーションするように家庭菜園を計画しました。その結果、家庭菜園の広さの関係でナスは1株しか植えられません。

2022年に育てたナスはサントリーさんの「とろとろ炒めナス(丸ナス)」です。同じサントリーさんが「ホワとろナス」という苗を出していることを知ったので、それを育てようと考えました。

別のものを探しに行ったときに、「新ひかり」という白ナスの苗を発見しました。まだナスの苗を買うタイミングではなかったんですが、白ナスの苗が手に入らなくなる可能性を考えて購入。

ナスの苗を買うタイミングになったときに、別のお店で「ホワとろナス」の苗を発見。迷いましたが、購入することにしました。

1株しか植えられないナス。どうしようか考えて、拡張したガーデンフレームで作ろうと思っていた大玉スイカを諦めることにしました。

コンパニオンプランツとして、落花生と大豆を同じ畝で作ります。「ホワとろナス」区画の落花生は自家採種の種を使います。

白ナス栽培1(1日目:2023年5月上旬)

植え付けする3時間以上前から、苗をストチュウ(酢:焼酎:木酢液=1:1:1で混ぜた原液を300倍程度に薄めたもの)に浸けておきます。こうすることで、1週間分の水分を吸収することができるそうです。

「ホワとろナス」は家庭菜園、「新ひかり」はガーデンフレームに植え付けることにしました。

白ナスを植え付ける前に支柱を立てておきました。写真では見えませんが、3本を低めの位置で交差させて麻ひもで固定してあります。

「ホワとろナス」のコンパニオンプランツはニラです。「ホワとろナス」の苗とくっつけて、2本のニラを植えます。

センチュウ対策で白ナスの畝(うね)にはマリーゴールドも植えてあります。写真の左側に少し写っている緑の葉っぱがマリーゴールドです。

白ナスの植え付けは支柱の南側で、支柱にくっつけるようにしました。麻ひもで支柱に誘引して、植え付け完了です。

「新ひかり」のコンパニオンプランツは小ネギです。ニラにしようかと思いましたが、別のものもいいかなと。

植え付けの仕方は「ホワとろナス」と同じです。

植え付け完了。右側に見えるのはセンチュウ対策のマリーゴールドです。

白ナス栽培2(8日目:2023年5月中旬)

水やりなしで約1週間経過。「ホワとろナス」は枯れずに生き残っています。下の方の葉っぱが枯れてきているのが気になるところ。

脇芽は少し大きくなっているような気もします。このまま成長してくれるといいんですが。

「新ひかり」も大丈夫そうです。こちらも脇芽が大きくなっているような気もします。

白ナス栽培3(32日目:2023年6月上旬)

「ホワとろナス」が急激に大きくなり始めました。自然農は先に根っこを育ててから、地上部が育っていくという話なので、その通りになったのかなという感じです。

普通の栽培と比較してみたら面白そうですね。来年試してみることも考え中です。

「新ひかり」も大きくなっています。つぼみもできていました。一番果は小さいうちの取ってしまうのでちゃんとした収穫はまだ先ですが、白ナスへの期待が高まります。

白ナス栽培4(36日目:2023年6月上旬)

「ホワとろナス」につぼみができていました。順調に成長しているようです。隣に小さいつぼみもあるので、取った方がいいのかなと思いつつ、そのままにしておきます。

「新ひかり」のつぼみは開花を始めました。

去年作ったナスよりふわふわした感じの花びらな気がします。ちゃんと開花したらどんな感じになるでしょうか。

「新ひかり」は支柱から離れる方向に伸びていたので、誘引しました。自然農の本によると、一番花より上は放任みたいですが、支柱を3本立ててあるので3本仕立てな感じにしようかと思っています。

白ナス栽培5(42日目:2023年6月中旬)

「ホワとろナス」のつぼみが大きくなってきました。ピントがズレているのが残念ですが、今のところ順調のようです。

「新ひかり」の花は落ちていました。雨が多かったのが原因なのか、別の原因なのか。ガーデンフレームでの栽培で、根っこが十分に張れていないことも影響しているのかもしれません。

それでも、別のつぼみができています。こっちを一番果(一番花)として栽培を続けようと思います。

白ナス栽培6(46日目:2023年6月中旬)

「ホワとろナス」も開花しました。

一番花が咲いたらその下の脇芽を残して、さらに下の脇芽を全部取るらしいので、脇芽を取りました。だいぶスッキリしました。

「新ひかり」は一番花が落ちてしまったので迷いましたが、脇芽を取ることにしました。一番花ということにした二番目の花はまだ咲いていません。

こちらもスッキリ。小ネギが大きくなってきているのがわかりやすくなりました。

白ナス栽培7(53日目:2023年6月下旬)

「ホワとろナス」の一番花のところから別の花が出ていました。他にも複数の花・つぼみが出ているところがある状態です。

一番大きい花・つぼみを残して、同じ場所から出てる花・つぼみを取りました。残したらどうなるか気になりますが、実をつけすぎてもよくないので、見つけたら取ることにします。

ついでに支柱に誘引しておきました。

「新ひかり」の方は一番花にした花が実になってくれるでしょうか? 他にも花・つぼみがあるので、とりあえず順調かなと思いますが。

家庭菜園は基本的に無肥料にしていますが、ガーデンフレームはどうするか迷っていました。家庭菜園とは違って石がたくさんあるところの上に乗せてあるので、肥料を使うことにしました。

ということで、発酵鶏ふんで追肥。株元から離れたところに穴を掘って、発酵鶏ふん20ccを入れて水をかけて埋めました。

白ナス栽培8(56日目:2023年6月下旬)

「ホワとろナス」の一番果が大きくなってきました。白いのが少し奇妙な感じです。

一番果は親指大で取るみたいですが、気づいたらこの大きさになっていたので、慌てて取りました。味見で焼いて食べましたが、少し苦みがありました。

白ナス栽培9(62日目:2023年7月上旬)

「新ひかり」の一番果も大きくなってきました。まだまだ小さいうちに取ってしまいます。

南側を向いていた面はナスっぽい色になっていて、その裏側は真っ白です。「新ひかり」も焼いて食べましたが、やっぱり少し苦みがありました。

白ナス栽培9(70日目:2023年7月中旬)

「ホワとろナス」の二番果、三番果が大きくなってきました。ちゃんと白い。

まだ小さめで収穫するみたいですが、気づいたらここまで大きくなっていました。味を確認するために焼いて食べましたが、トロっとしていて甘くて、美味しいナスでした。

白ナス栽培10(74日目:2023年7月中旬)

「新ひかり」もいい大きさになって、初めてのちゃんとした収穫です。日陰だったので真っ白です。

「新ひかり」はどのくらいの大きさで収穫するか書いてなかったので、小さめなのかわかりません。「ホワとろナス」と比べると細長い形ですね。

こちらも甘くておいしいナスでした。満足です。

白ナス栽培11(82日目:2023年7月下旬)

「ホワとろナス」が大きくなって、枝が混み合うようになってきました。基本的に放任で、混み合ってきたら剪定ということなので、摘芯をメインな感じで剪定しました。

「収穫と一緒に脇芽の根元から切る」みたいなことを考えながら、3本仕立てに近くなるようなイメージで切っていく予定です。

「新ひかり」も同じように剪定。新ひかりの方が小さいのは家庭菜園とガーデンフレームの違いなのかなと思っています。

白ナス栽培12(83日目:2023年7月下旬)

「ホワとろナス」は普通サイズで収穫することにしました。しばらく15~20cmでの収穫になります。

ナスはたくさん収穫できるので、消費が大変です。

収穫できたナスを全部紹介していくと大量になってしまうので、栽培記録的に必要なところだけ取り上げることにします。

白ナス栽培13(85日目:2023年7月下旬)

「新ひかり」も普通サイズで収穫することにしました。収穫サイズが書いてなかったので、15~20cmくらいで収穫していく予定です。

ちなみに、写真は翌日に撮ったものです。

白ナス栽培14(96日目:2023年8月上旬)

「新ひかり」の花の雌しべが出ていませんでした。肥料不足だとこうなるそうです。

発酵鶏ふん20ccを追肥しました。追肥前に写真を撮り忘れたので、計量カップが空っぽの写真になっています。

「ホワとろナス」はしっかりと雌しべが出ていました。家庭菜園(ホワとろナス)とガーデンフレーム(新ひかり)との差が出たのかなと思います。

白ナス栽培15(101日目:2023年8月中旬)

隠れていた「新ひかり」が大きくなっていました。もしかしたらこのくらいの大きさで収穫した方がいいのかもしれません。

8月中旬になったら実と花を全部取って、株を休ませるそうです。家庭菜園の「ホワとろナス」は思い切って切り戻し(更新剪定)をしました。写真だと変化がわかりにくいのが残念です。

秋ナスも考えているので、これからの成長も考慮しての切り戻しです。さて、どうなるでしょうか?

8月になったら週に1回くらい雑草マルチの上から米ぬかを撒くそうです。切った「ホワとろナス」の枝とかも雑草マルチにして、その上から米ぬかを撒きました。

「新ひかり」は実と花を全部取って、摘芯な感じで切っておきました。ガーデンフレームだからか、大きさ的にはまだ余裕があるので、秋ナスに向けても大丈夫なはずです。

切り戻したときに収穫したナスたち。小さすぎるものは雑草マルチの一部になってもらいました。

白ナス栽培16(113日目:2023年8月下旬)

「ホワとろナス」につぼみができていました。更新剪定後もちゃんと成長してくれています。

「新ひかり」は開花。2023年の白ナス栽培の後半戦は順調にスタートしたようです。

白ナス栽培17(127日目:2023年9月上旬)

更新剪定後もちゃんと実がなりました。写真は「ホワとろナス」です。

「新ひかり」も実が大きくなってきています。秋ナスも楽しめそうです。

白ナス栽培18(130日目:2023年9月上旬)

白ナス栽培後半戦の収穫スタート。「ホワとろナス」は相変わらずキレイな白ですね。

「新ひかり」は曲がっています。もう少し待とうか迷いましたが、収穫することにしました。

後半戦最初の収穫は、「ホワとろナス」3本、「新ひかり」1本です。まだ小さい実と花がたくさんあるので、収穫は続いていきます。

白ナス栽培19(155日目:2023年10月上旬)

葉っぱの陰に隠れていた「ホワとろナス」が巨大化していました。さらにそのままにしていたら、どこまで大きくなるか気になりつつ、収穫しました。

白ナス栽培20(190日目:2023年11月上旬)

「ホワとろナス」はそろそろ終わりになりそうな雰囲気ですが、もう少しいけそうな気もします。

11月上旬ですが、立派に育っています。

小さいナスもあります。これを収穫して終わりになるか、その前に終わりになるか、という感じかなと思います。

花も咲いていますが、これが実になって、収穫サイズまで大きくなるのは難しいかな。

「新ひかり」はもう終わりな感じです。

少し小さめですが、収穫しておきます。

こちらはもう少し大きくなるのを期待して、待つことにします。

「ホワとろナス」2本、「新ひかり」1本の収穫。これが最後になるか、まだ続くか。

白ナス栽培21(203日目:2023年11月下旬)

ほとんど大きくなっていないので、白ナス栽培を終了にしようと思います。「ホワとろナス」は小さすぎたので、収穫しないで雑草マルチの一部にしま

全体としてはまだ元気な葉っぱはありますが、実が大きくなる前に寒さで枯れるくらいの時期だと思います。

「新ひかり」は葉っぱが黄色くなり始めているので、あとは枯れていくだけだと思います。

ピントが合っていない写真ですが、実はギリギリ収穫できるサイズといった感じです。

2023年の白ナス栽培、最後の収穫は「新ひかり」2本です。最後は寂しい感じですが、十分すぎるくらい収穫することができました。

収穫した白ナス(2023年)

2023年の白ナス栽培は真夏に更新剪定をしたので、前半と後半に分けることができます。収穫した白ナスは、栽培記録で紹介した以上にあります。

白ナス栽培前半は、「ホワとろナス」が34本、「新ひかり」が21本で、合計55本でした。

後半は、「ホワとろナス」43本、「新ひかり」31本で、合計74本でした。

2023年の白ナス栽培は前半と後半を合わせると、「ホワとろナス」が77本、「新ひかり」が52本、合計129本です。

たくさん収穫することができました。「ホワとろナス」は自然農で肥料なしでしたが、十分な収穫です。

白ナス栽培【2023年】まとめ

2022年に苗を手に入れることができなかった白ナス。2023年は2種類の苗を買ってしまって、計画変更をしながらのナス栽培でした。

気になっていた「ホワとろナス」を育てることができたので、それだけでも満足です。

「ホワとろナス」は自然農の家庭菜園、「新ひかり」はガーデンフレームで栽培しました。ガーデンフレームも自然農にしようと思っていましたが、下が石だらけなので肥料を使うことにしました。

途中で「新ひかり」の一番花が落ちてしまう事件が起こりましたが、その後は問題なく成長して、たくさん収穫できました。

ふり返ってみると、白ナスの天ぷらを作り忘れていたことに気づきました。来年のナス科は未定ですが、白ナスも候補に入れておきます。

2022年の家庭菜園で育てたナスは、冬越しに挑戦して失敗しました。再挑戦するか迷っていましたが、この冬は暖冬らしいので、「ホワとろナス」と「新ひかり」の冬越しに挑戦することにします。

ナスの冬越し再挑戦の記録は、また別の記事にまとめる予定です。

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