ポポーの栽培記録2年目【2021~2022年】

2020年秋から始めたポポー栽培の2年目の記録です。

  • 地植えのポポー
  • 鉢のウィルソン
  • 鉢のスィートアリス
  • 鉢のミッチェル

この4本でスタートです。地植えのポポーは以前から庭にあったものの生き残り(切ったのに出てきた)で、鉢の3本は2020年に苗木を購入しました。

2年目はこの4本がどのように成長していくしていくでしょうか。

ポポーの栽培記録2年目【2021~2022年】

1年目は鉢(苗木)のポポーが夏くらいからぐったりした感じになっていました。地植えのポポーに比べると明らかだったので、何らかの問題があったと考えています。

葉っぱが落ちて棒状になるのが早すぎるという感じでもなかったため、なんとかなったのかもしれませんが、春になるまでどうだったのかはわからないままです。ちゃんと芽吹いてくれるのでしょうか。

ポポーの栽培記録【2021~2022年】

ポポーを育て始めてから約1年。全部が棒になったところから2年目の記録スタートです。

最初は地植えにして放置できるようにしようと考えていましたが、他の果樹も欲しくなったので、地植えにするのは延期にしました。いつまで鉢で管理することになるかわかりませんが、購入してから1年以上も植え替えしていないのは問題なので、2年目は一回り大きな鉢に植え替えるところから始めます。

ポポーの栽培記録2年目1(382日目:2021年11月中旬)

ポポーは直根性で深鉢がいいらしいので、ロングのスリット鉢(7号)を選びました。

土は普通の培養土と赤玉土を1:1で混ぜるといいみたいなので、プロトリーフの果樹用の培養土赤玉土の小粒を用意しました。プロトリーフの培養土は少し高めですが、「カーメン君ガーデンチャンネル」を見てて、いいイメージを持っていたので選びました。

元肥をどうするか迷ったんですが、マグァンプKの大粒にしました。一応樹木用ということみたいなので。

ちなみに、土を入れているのはダイソーで買ったものです。名前は忘れましたが、園芸用品のところにありました。

左側の写真はウィルソンですが、黒っぽくなっている根っこもありました。スィートアリスとミッチェルも同じ感じでした。

黒っぽくなった根っこは切った方がいいのかもしれませんが、自信がなかったので少し土を落として植えました。手前にあるのはポポーの鉢で育っていたユキヤナギです。近くにユキヤナギがあるので、種が落ちて発芽したようです。

ポポーの栽培記録2年目2(392日目:2021年11月下旬)

1年目の冬越しは敷き藁とプチプチを使って、できる限りの防寒対策を行いました。過剰な気がしていたことと、鉢が大きくなって土が凍ったとしても根っこへのダメージが小さくなりそうなことから、2年目の冬越しは敷き藁だけにしました。

置き場所は迷いましたが、1年目と同じ軒下にしました。

ポポーの栽培記録2年目3(477日目:2022年2月中旬)

2月になったので寒肥をあげました。写真はありませんが、地植えのポポーも同じ日にあげました。去年の残りの発酵油かすです。小さめのやつを買ったんですが、まだ何年か分はありそうです。大丈夫なのかわかりませんが。

ポポーの栽培記録2年目4(512日目:2022年3月下旬)

鉢のポポー(スィートアリス)に付いた花芽らしきものが少し開いていました。時期的には早すぎる気がしますが、どうなんでしょうか。

ポポーの栽培記録2年目5(514日目:2022年3月下旬)

防寒対策の敷き藁を取って、軒下からも出しました。春に向けてちゃんと芽吹いてくれることを期待したいところです。鉢のポポー(スィートアリス)の花芽らしきものがどうなるのかも気になります。

ポポーの栽培記録2年目6(521日目:2022年4月上旬)

地植えのポポーの花芽が蕾っぽくなっていました。鉢のポポー(スィートアリス)の花芽とは様子が違います。スィートアリスの成長が止まっている可能性が脳裏をよぎりました。

ポポーの栽培記録2年目7(531日目:2022年4月中旬)

地植えのポポーの蕾が開花しそうになっていました。秋に実を食べられる可能性が出てきましたが、この時点で鉢のポポー(スィートアリス)に変化はありませんでした。

ポポーの栽培記録2年目8(536日目:2022年4月中旬)

地植えのポポーが開花を始めました。

ポポーの栽培記録2年目9(540日目:2022年4月中旬)

地植えのポポーが完全に開花した感じです。他にもいくつか花や蕾があります。

ポポーの栽培記録2年目10(547日目:2022年4月下旬)

鉢のポポー(スィートアリス)に変化がないので、地植えのポポーで人工授粉をしました。実がなるには2品種必要ということなので、受粉が成功しない可能性の方が高いと思います。

スィートアリスが開花したら地植えのポポーの横に鉢を置いて、虫さんに受粉をお願いする予定でした。でも、スィートアリスに変化がないので仕方ありません。

ポポーの栽培記録2年目11(554日目:2022年5月上旬)

わかりにくい写真ですが、鉢のポポーも葉っぱが出てきました。左からミッチェル、スィートアリス、ウィルソンです。ミッチェルとウィルソンは葉っぱが出ましたが、スィートアリスはまだ葉っぱが出ていません。花芽も変化なしです。

わかりにくいとは思いますが、葉っぱのところに〇をつけておきました。

ポポーの栽培記録2年目12(555日目:2022年5月上旬)

庭の別のところでポポーらしきものを発見しました。昔は実ができていたということは、2本以上のポポーがあったと思いますが、その生き残りだと思います。ただ、その場所は何年も雑草退治をしている場所なので、なぜこのタイミングで出てきたのか不思議です。

そのままにしておくと切ってしまったりしそうなので、石で囲ってみました。

ポポーの栽培記録2年目13(565日目:2022年5月中旬)

人工授粉した地植えのポポーに実のようなものが残っていました。他の花は全部落ちてしまったので、がんばってほしいところです。

新たに発見されたポポーらしきものは、ポポーで確定のようです。

ポポーの栽培記録2年目14(572日目:2022年5月下旬)

鉢のポポー(スィートアリス)だけ葉っぱが出ないままで、どうするか考えていました。5月後半になっても動きがなさそうだったら、同じ品種を買って交換することにしました。本当は6月くらいまで待ちたかったんですが、苗木が売り切れてしまう可能性があったので、このタイミングにしました。

土を取ってみましたが、根っこはほとんど伸びていない気がしました。幹と呼ぶか枝と呼ぶか悩ましい主軸の部分を追ってみたらまだ水分があったので、もしかしたら生きていたのかもしれません。

新たに買ってきたスィートアリス(2代目)を1代目と同じ培養土と赤玉土を使って植え替えました。マグァンプKも入れました。

6月になってから、地植えのポポーが5月末にやっと葉っぱが出たという情報を見つけたので、もっと待つべきだったと後悔しています。

ポポーの栽培記録2年目15(586日目:2022年6月上旬)

写真にはありませんが、鉢のポポー(ミッチェル)の葉っぱが小さいままです。危険な雰囲気がある中で根元から芽が出ているのを発見しました。台木から出ているので、台木自体は生きているようです。接ぎ木の先の方に問題が出ているのかもしれません。

この後も何度か芽が出ていて、その都度取っています。

地植えのポポー(1本目)にあった実のようなものは、気づいたら落ちていました。自家受粉では無理だったようです。

ポポーの栽培記録2年目16(596日目:2022年6月中旬)

鉢のポポー(ミッチェル)の小さい葉っぱが気づいたらしおれていました。水の管理だけ気を付けてこのまま様子を見ることも考えましたが、できる対策をすることにしました。といっても、知識が少ないのでできることは少ないのですが。

元気がなくなっているときに肥料をあげるのはあまりよくないという情報も見たことがありますし、一緒に購入したウィルソンと土と肥料は同じなので、肥料の追加はやめておきました。他にできることは活力剤くらいしか思いつきませんでした。

「カーメン君ガーデンチャンネル」でも出てきたリキダスを使おうと思ったんですが、使える植物に果樹が入っていなかったので、諦めました。果樹が入っていたハイポネックスの「いろいろな植物用ミネラルアンプル」を買ってきて挿しました。置き場所は日陰に移動です。

ミッチェルの全体は葉っぱも小さく寂しい感じです。葉っぱをアップにすると元気がないのがよくわかります。

鉢のポポー(ウィルソンと2代目スィートアリス)は元気です。

地植えのポポー(2本目)も大きくなってきました。3本目と呼ぶかどうか迷うところですが、根元から出てきているもう1本もしっかり葉っぱが出ています。

ポポーの栽培記録2年目17(600日目:2022年6月中旬)

元気がなくなっていた鉢のポポー(ミッチェル)ですが、葉っぱがカラカラになり始めていました。活力剤アンプルを挿し、日陰で管理していましたが、状況は悪化しています。

それにもかかわらず、根元から芽が出ていました。やっぱり台木自体は生きていて、接ぎ木されたミッチェル部分が枯れていっているようです。ということは、水やりとかの問題ではなく、接ぎ木の何かに問題が発生したか、ミッチェル部分に問題が発生したか、ということになると思います。

台木の方が育ってしまうと問題な気がするので、この芽も取りました。

ポポーの栽培記録2年目18(607日目:2022年6月下旬)

そろそろ追肥の時期だと思って調べたところ、鉢植えの追肥は5月と書いてあったり、この時期の追肥は必要ないように書いてあったりしました。2021年はどうしていたか記録を見ましたが、記録がありませんでした。

2021年は6月に追肥した記憶があるので、それに合わせて追肥することにしました。いつもの発酵油かすとニームケーキです。鉢で育てているウィルソンと2代目スィートアリスだけです。

枯れてきている鉢のポポー(ミッチェル)に変化がなく、相変わらず根元から芽が繰り返し出てきています。新しい目で台木部分の品種不明ポポーとして育てるか、ミッチェルが復活するのを期待して目を取り続けるか迷っています。

スィートアリスと同じように2代目を用意しようとも考えましたが、ミッチェルが売っていなかったので諦めました。

ポポーの栽培記録2年目19(614日目:2022年7月上旬)

枯れてきている鉢のポポー(ミッチェル)が生きているかどうかを確認することにしました。枝を1本切ってみたところ、完全に枯れているようでした。枝の根元まで枯れていて、もう1本も同じでした。

これは幹(と呼べるかわかりませんが)も枯れている可能性が高くなったので、上の方から切ってみました。見事に枯れていました。どこまで枯れているか調べるために、下へと切り進めていったところ、接ぎ木部分より下まで枯れていました。

接ぎ木部分の下(台木部分)は枯れているようでした。逆さまにして鉢の土に挿して撮影しました。

台木の部分は生きているようです。どこまで切り戻すか迷いましたが、このままにしてトップジンMペーストを塗りました。台木部分もポポーだと思うので、すでに出ている芽を育てていくことにしました。最終的に1本にしますが、もう少し成長してから選ぶ予定です。

ポポーの栽培記録2年目20(621日目:2022年7月上旬)

2年目に突入した鉢のポポー(ウィルソン)は、少し葉っぱが黄色くなっていました。どのポポーか忘れましたが、1年目の夏に葉っぱが黄色くなっていたので、同じ状況なのかなと思います。

鉢のポポー(2代目スィートアリス)は葉っぱがぐったりしている感じになっています。ウィルソンも少し元気なさそうですが、それよりもぐったりです。これも去年と同じ感じなので、1年目の夏はこんな感じなのかもしれません。

接ぎ木部分より上が枯れてしまった鉢のポポー(旧ミッチェル)は根元から出てきた芽が大きくなってきました。これでポポーじゃなかったらショックですが、ポポーであることが確定してから1本にする予定です。

写真を撮り忘れましたが、新たに出てきた地植えのポポー(2本目)は葉っぱが元気なので、鉢で育てているとそうなるという可能性もありそうです。

ポポーの栽培記録2年目21(628日目:2022年7月中旬)

鉢のポポー(旧ミッチェル)の根元から出てきた芽が大きくなったので、1本にすることにしました。大きい2本のうちどちらを残すかを決めるため、小さいものを先に全部切ることにしました。

大きい2本のどちらを残すかの決め手がなかったので、大きい方を選びました。1本にする前は他のものが支えになっていましたが、1本だけにしたら強風で折れそうだったので支柱に結びました。使ったひもは麻ひもです。

どんな感じで結ぶか迷いましたが、夏野菜を支柱に結ぶのと同じやり方にしました。それでいいのかわかりませんが、問題がありそうなら変更する予定です。

ポポーの栽培記録2年目22(662日目:2022年8月中旬)

ウィルソンとスィートアリス(2代目)は相変わらずぐったりしている感じですが、旧ミッチェルは葉っぱがピンとしています。接ぎ木と台木という違いが出ているのか、別の原因なのか。ウィルソンは黄色い葉っぱが出てきていますが、枯れてはいないと思います。

ただ、旧ミッチェルは新しい枝や葉っぱが出てきていますが、ウィルソンとスィートアリス(2代目)は成長が止まっている感じがします。これは去年(2021年)も同じだったので、そういうものなのかもしれません。

旧ミッチェルは、枯れてきたときに活力剤をあげていたので、もしかしたらその影響もあるのかもしれないと考えて、ウィルソンとスィートアリス(2代目)にハイポネックスの「いろいろな植物用ミネラルアンプル」を挿しました。

管理は3本とも同じで、西日が当たらない場所に置いて、雨が降ったとき以外は毎日水やりをしています。

気になっているのが、水やりしたときに水の抜けが悪くなったことです。これは3本とも同じなんですが、同じくらいの大きさの鉢に植えているフィンガーライム、アジサイ、テッセンは水の抜けが悪くなっていません。ポポーの土は半分を赤玉土の小粒にしているので、土の違いなんですかね。

ポポーの栽培記録2年目23(670日目:2022年8月下旬)

ウィルソンの黄色くなった葉っぱをTwitterで見てもらったところ、根詰まりか根腐れの可能性があると教えてもらいました。ウィルソンの根っこの状態を確認するために鉢から出してみました。

黒っぽくなっていてポロっと取れる根っこがあったり、黒っぽくなっている先から新しい根っこが出ていたりという感じでした。太い根っこが巻いているような雰囲気だったことと、大きめの土の塊(ピンポン玉より少し小さいくらい)が出てきたことが気になるところです。

落葉期に根っこの整理をしようと思ったら、ポポーは根っこの整理をしてはいけないということだったので、教えてもらえて助かりました。メネデールなどで発根を手助けするのがいいということだったので、時間があるときに買いに行こうと思っています。

ポポーの栽培記録2年目24(684日目:2022年9月中旬)

葉っぱが黄色くなっていたウィルソンの葉っぱがさらに黄色くなってきました。根っこの様子を見たときに、根っこをいじったのが原因だと思います。

発根を手助けするためにメネデール100倍液で水やりをしました。週1回を何回か続けるといいみたいなので、とりあえず3週連続でメネデールを使おうと考えています。

ポポーの栽培記録2年目25(726日目:2022年10月下旬)

ウィルソンの葉っぱはほとんどなくなりました。2代目スィートアリスは黄色くなり、一番緑なのが旧ミッチェルです。2代目スィートアリスと旧ミッチェルは秋になって葉っぱが枯れてきた感じですが、ウィルソンは春に芽吹いてくれるか心配です。

ポポーの栽培記録2年目26(750日目:2022年11月中旬)

鉢のポポーは3本とも葉っぱが全部落ちました。春まで棒の状態です。ウィルソンが生き残れるかが心配です。

ウィルソンと2代目スィートアリスには花芽のようなものがついていました。どちらもまだ木を育てた方がよさそうな気がするので、開花したとしても実はつけない予定です。地植えのポポー(1本目)の受粉樹として使って、その後に摘花(摘果)しようと思っています。

地植えのポポーは2本ともまだ葉っぱが残っていますが、時間の問題という感じになっています。1本目は完全に色が変わって、あとは落ちるのを待つだけという感じです。

2本目は1本が全部落ちて、もう1本はまだ少し緑な感じで残っています。冬の間にどっちかを切って1本にする予定です。

ポポーの栽培記録2年目まとめ【2021~2022年】

鉢のポポーの葉っぱが全部落ちたので、ここで2年目の記録を終わりにしようと思います。

2年目はいろんなことがありました。

地植えのポポー(1本目)が開花して、自家受粉では実をつけることができませんでした。ダメだと思っていましたが、花芽をつけていた鉢のスィートアリスがダメになってしまったのが残念でした。開花してくれたら地植えのポポー(1本目)の実を収穫できたかもしれません。

スィートアリスは5月になっても葉っぱが出なかったので、2代目スィートアリスを手に入れて、植え替えてしましました。ダメになった理由はわかりませんが、もう少し待っていたら芽吹いた可能性もあったようです。5月末に葉っぱが出たという情報をもう少し早く見つけていたら、6月上旬くらいまで待っていたと思います。

枯れたと言えば、ミッチェルの地上部も枯れてしまいました。こちらは完全に枯れていたので仕方ありませんが、根元から芽が出てきたのが不幸中の幸いです。台木を育てていくことになるので、どう育っていくか楽しみです。

ウィルソンと2代目スィートアリスは1年目と同じように、夏に葉っぱがぐったりしていました。Twitterで根っこの問題と教えてもらいました。ポポーの苗木は半日陰で育てるということも教えてもらったので、育て方にも問題があったようです。

ウィルソンは根っこの状態を見るために、夏に根っこをいじったのでこのまま枯れてしまう可能性もあります。春までドキドキな感じで待つしかありません。来年は半日陰で育てるとどうなるかの実験をしようかと考えています。

地植えのポポーは、変なところから2本目が出てきていました。以前にポポーがあったとは思えない場所なので、なぜ出てきたのか全くわからない状態です。とりあえず、そのまま育てていくことにしました。

2年目のポポー栽培は順調とは言えない感じでした。地植えのポポーはそのままで問題なく育っていくと思いますが、鉢のポポーはいろいろ気を付けないといけないようです。全部地植えにしてしまえば楽になるはずなので、早く地植えの場所を決めたいと思っています。

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