ポポーの栽培記録3年目【2022~2023年】

ポポーの栽培もとうとう3年目に入りました。途中で枯れて追加したり、接ぎ木の上の部分が枯れて台木部分から新しい芽が出てきたり、草刈りを続けていた場所からポポーの木が出てきたり、いろんなことがありました。

  • 地植え(1本目)
  • 地植え(2本目)
  • ウィルソン(鉢)
  • 2代目スィートアリス(鉢)
  • 旧ミッチェル(鉢)

3年目はこの5本でスタートします。

ポポーの栽培記録3年目【2022~2023年】

ポポーは地植えにするつもりで苗木を買いましたが、まだ鉢のままです。春までに地植えの場所が決まれば植え付けて、決まらなかったら鉢のまま育てようと思っています。鉢のままの場合は、4年目に入るまで植え替えなしにするつもりです。

地植えのポポーは基本的に放置な感じにしています。樹形を整えたり、邪魔にならいようにしたり、という目的で軽く剪定する程度です。

3年目は順調に育ってくれるでしょうか。

栽培中のポポー【2022~2023年】

3年目突入時点で栽培中のポポーは5本です。それぞれについて簡単に紹介しておきます。

地植え(1本目)

いつの間にか庭に生えてきたポポーの1本目です。昔ポポーがありましたが、全部切ってから何年も経ってから出てきました。建物に近い場所にあるので、移動させたいと思っています。移植ではなく、挿し木で移動に挑戦中です。

地植え(2本目)

地植え(2本目)もいつの間にか出てきていたポポーです。ここ何年かは草刈りなどをしていた場所だったので、なぜ出てきたのか不思議に思っています。昔もそこにはポポーがなかったと思うのですが。

同じ場所から2本出てきているので、3月頃に1本にする予定でいます。先に出た大きい方を残すか、後から出た小さい方を残すか、という選択です。残した方が冬越しできなかったらショックなので迷っています。

ウィルソン(鉢)

最初に買った苗木3本の中で唯一生き残っているポポーです。根っこの状態があまり良くないようなので、ここからの成長が気になるところです。しかも、夏に根っこの状態を確認したときに根っこを少しいじってしまったので、その影響で枯れてしまう可能性もあります。2年目の終わりの時点で花芽ができています。

2代目スィートアリス(鉢)

スィートアリスは2年目の春に芽吹かなかったので、新しく買い直しました。そのため、「2代目」です。「2代目」を買ったのは2022年(2年目)の5月下旬なので、購入してから1年経っていません。ポポー栽培2年目の終わりの時点で花芽ができています。

旧ミッチェル(鉢)

最初に買った苗木のミッチェルが2年目に枯れてしまいました。根元から芽が出てきたので、そのまま育てています。台木が育っているので、品種は不明です。

ポポーの栽培記録【2022~2023年】

ポポーの葉っぱが全部落ちて棒になったところから3年目の記録をスタートすることにしました。春まで変化がない状況が続きます。

ポポーは地植えにする予定なので、春までに場所が決まって準備ができれば植え付ける予定です。経過日数は1年目の1日目からのカウントです。

ポポーの栽培記録3年目1(774日目:2022年12月上旬)

地植え(1本目)の剪定をしました。高くなりすぎると困るので、上に伸びている2本を切りました。他にも邪魔になる枝や、変な方向に出ている枝も切ってあります。比較写真がわかりにくくてすみません。

他のポポーは変わらず棒です。

ポポーの栽培記録3年目2(859日目:2023年3月上旬)

3月上旬になりましたが、ポポーはまだ棒状態です。今のところ、地植えする場所が決まっていないので、3年目も鉢栽培が続くような気がしています。

ウィルソンと2代目スィートアリスに花芽があります。冬越しに成功すれば、地植え(1本目)と合わせて3品種で花が咲いてくれそうです。

ウィルソンと2代目スィートアリスはまだ木を育てた方がいいと思うので、受粉樹として使うだけになると思います。

ポポーの栽培記録3年目3(875日目:2023年3月下旬)

ポポーの地植え(2本目)のところに出ていた3本目は根元から切ろうと思っていましたが、鉢に移植してみることにしました。根っこで繋がっているはずなので慎重に掘っていましたが、途中で強めに引っ張ってみたら抜けました。

根っこらしい根っこがなかったので、移植は失敗です。失敗しても困らないので、これはこれでいいかなと思っています。

いい感じに1本だけになりました。このまま放任栽培にする予定です。

ウィルソン、2代目スィートアリス、地植え(1本目)の花芽が大きくなってきました。ウィルソンと2代目スィートアリスはピントが合っていなくて残念な写真になっていますが。

鉢のポポーに発酵油かすを使って追肥しました。肥料の袋の裏に7号鉢は6個と書いてあったので、6個ずつ埋めました。ちなみに、写真は追肥前のものです。

ポポーの栽培記録3年目4(884日目:2023年3月下旬)

地植え(1本目)のつぼみが大きくなってきたので、鉢のウィルソンを近くに置くことにしました。虫さんが受粉してくれることを期待していますが、追加で人工授粉もするかもしれません。

2代目スィートアリスもつぼみは全部落ちていました。何度かぶつかったので、そのときに落ちてしまった可能性があります。

受粉樹としては使えなくなったので、旧ミッチェルと一緒に西日が当たらない場所に移動させました。寒さ対策終了です。

ポポーの栽培記録3年目4(894日目:2023年4月上旬)

地植え(1本目)の花が咲きました。2022年より花が多いような気がします。2023年は受粉樹もあるので、収穫が期待できます。

2023年は受粉樹としてだけ使う予定のウィルソンも花が咲いていました。こちらは木を育てることを優先して、実ができても取ってしまう予定です。

人工授粉するかは悩み中です。とりあえず、虫さんにお願いする形で様子を見ようと思います。

ポポーの栽培記録3年目5(898日目:2023年4月中旬)

ポポーは同じ花だとめしべが受粉できるタイミングと、おしべが花粉をつけるタイミングがずれています。どちらにしても、自家受粉はほとんどできないので関係ありませんが、人工授粉するときには気を付ける必要がります。

受粉樹として使う予定のウィルソンの花が花粉をつけ始めたので、地植え(1本目)の花に人工授粉しました。念のためやっておこうという感じです。

人工授粉はこの日だけでなく、これから時々やっていく予定です。

ポポーの栽培記録3年目6(920日目:2023年5月上旬)

花がほぼ終わったので、ウィルソンを他の鉢のポポーと同じ場所に戻しました。葉っぱもちゃんと出ていて、冬越しできたようです。

人工授粉しなかったウィルソンにも小さな実があったので、虫さんがちゃんと受粉してくれたみたいです。このままにしておくことも考えましたが、予定通り摘果しました。

来年も花が咲いたら、ウィルソンは摘果しないで収穫までもっていこうかなと思っています。

地植え(1本目)も受粉できていました。これ以外にもいくつもあります。人工授粉したものがどれかわかりませんが、人工授粉した以上に実ができている気がします。

地植え(1本目)は摘果とかはしないで、自然に任せるつもりです。

地植え(2本目)も葉っぱが出て、冬越しできました。

ポポーの栽培記録3年目7(942日目:2023年5月下旬)

なぜか折れていました。原因は不明です。

どうやっても枯れていくだろうと思ったので、切ってしまいました。ここから新たに芽が出てくるか、このまま枯れていくか。

ポポーの栽培記録3年目8(950日目:2023年6月上旬)

地植え(1本目)のポポーの実が大きくなってきています。これ以外にもいくつもあるので、満足できるくらい収穫できそうです。

ポポーの栽培記録3年目9(964日目:2023年6月中旬)

地植え(1本目)の実は順調に大きくなっています。3年目にしてやっとポポーの実を収穫することができそうです。

折れてしまった地植え(2本目)から新芽が出ていました。何もなければこのまま成長してくれるはずです。

ポポーの栽培記録3年目10(977日目:2023年7月上旬)

6月の追肥を忘れていました。7月になってしまったので、袋に書いてある量の半分だけ発酵油かすを追肥としてあげました。

ウィルソンは毎年恒例のように黄色い葉っぱが出てきています。2023年は西日が当たらないところに置いていますが、あまり変わらないのかもしれません。

折れてしまった地植えポポー(2本目)は、芽が伸びて、しっかりとポポーです。また折れてしまわないことを祈るのみ。

ポポーの栽培記録3年目11(1048日目:2023年9月上旬)

地植え(1本目)のポポーの実がたくさん落ちていました。ポポーは落ちたものを収穫と読んだことがあったので、落ちたものを拾いました。

まだ落ちていないものはそのまま。落ちたら拾います。

たくさん拾いました。これだけあると食べきれるかが問題になります。

子どもの頃の記憶だとあまりおいしくなかったんですが、このポポーはあまり好きではない味でした。甘かったんですけどね。

庭から出てきた品種不明のものだからですかね。今年はウィルソンの花も咲いたので、来年はウィルソンの味を確認できるはずです。

ポポーの栽培記録3年目12(1104日目:2023年11月上旬)

鉢のポポーが棒になりました。春になるまで心配な日々が続きます。

ウィルソンと2代目スィートアリスには花芽ができていました。来年は摘花・摘果しないで収穫する予定です。

地植え(1本目)はまだ葉っぱがしっかりしています。

地植え(2本目)もまだ葉っぱは落ちていません。色が変わり始めているので、そろそろ棒になり始めるかなと思います。

ポポーの栽培記録3年目13(1156日目:2023年12月下旬)

鉢のポポーは棒のままです。このまま屋外で春まで待ちます。

地植え(1本目)も棒になりました。このポポーは場所が悪いので、切ってしまうことも考えています。切る前に、根っこを取って根挿しをする計画です。

地植え(2本目)も棒です。こっちは今のところ邪魔にならない場所なので、このままにしておく予定です。

ポポーの栽培記録3年目【2022~2023年】まとめ

ポポー栽培を始めて3年が経過。やっと収穫することができました。

3年目は、地植え(1本目)、ウィルソン、2代目スィートアリスにつぼみができました。でも、ウィルソンと2代目スィートアリスは、木の成長を優先させるために受粉樹にすることにしました。

2代目スィートアリスは途中でつぼみが落ちてしまって、受粉樹はウィルソンだけ。摘果しなければ、ウィルソンも収穫できたと思いますが、仕方ありません。

衝撃的だったのは、地植え(2本目)が折れてしまったことです。原因は不明ですが、なんとか復活してくれました。

鉢のポポー(ウィルソン、2本目スィートアリス、旧ミッチェル)を地植えする計画はありますが、まだ場所が決まりません。4年目も鉢のまま育てていくことになると思います。

ポポー栽培4年目の記録は2024年12月までを予定しています。栽培記録の記事はそれ以降に公開予定です。

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