フィンガーライムの栽培記録2年目【2022~2024年】

フィンガーライムの栽培も2年目に突入です。そんなに大きくなっていないような気がしていましたが、買ったときの写真を見て、だいぶ大きくなったことに気づきました。

1年目に開花しましたが、実はなりませんでした。まずは木を大きくすることが大事という話なので、収穫するか摘果するかで迷わなくてよかったという思いもあります。2年目はどうなるでしょうか。

フィンガーライムの栽培記録2年目【2022~2024年】

フィンガーライムは耐寒性の問題で鉢で育てていく予定です。本当なら地植えにして水やりをしなくていいようにしたいんですが、地植えだと冬に枯れてしまいそうな気がしています。面倒ですが、鉢での栽培を続けます。

その関係で、植え替えのタイミングで記事を切り替えようと考えています。手に入れたのが2021年の秋なので、そこから1年目がスタートしています。2年目の植え替えは春前くらいを予定していましたが、スリット鉢のスリットから根っこが出てきていたので、秋に植え替えることにしました。

3年目から春前に植え替えできるようにしたいと思っているので、2年目の記事は「2022~2024年」ということにしました。

フィンガーライムの栽培記録【2022~2024年】

まず1年間の成長ということで、1年目の最初の状態と最後の状態の比較写真です。途中で剪定しましたが、それ以上に大きくなっていました。サイズ比較としては写真がよくありませんが、大きくなっているのはわかると思います。

1年目の最後の状態で植え替えをして、2年目のスタートです。ちなみに、品種は「ROSA ICE(ロサ アイス)」です。

フィンガーライムの栽培記録2年目1(383日目:2022年11月上旬)

フィンガーライムの植え替えです。土と元肥は1年目と同じで、花ごころさんの柑橘用の培養土と肥料を使いました。フィンガーライムは普通の柑橘より肥料は少なめという情報を見ましたが、肥料の袋に書いてある通りに元肥を入れました。

鉢は10号のスリット鉢にしました。ラベルによると最初から10号鉢にする必要があったみたいですが、気づかずに7号鉢に植え付けていました。今回は7号から10号へサイズアップです。

根っこはそれなりに伸びていた感じです。このまま冬越ししてもよかったかもしれませんが、思い切って植え替えしました。上の土を少し落とすくらいで、根鉢はほぐさずに植えました。

植え替え完了です。1年目は斜めに植え付けてしまったので、それを修正するように傾けて植えました。それでも少し斜めになっているような気がしますが、このくらいはいいとします。

最近は気温が下がる日があるので、早めの寒さ対策で不織布を巻きました。残っていた不織布が短くて、後ろに隙間ができているのは内緒です。

1年目の冬は不織布を2重に巻いたと思うので、不織布を追加で買ってきて、もう少し寒くなってきたらこの上から巻こうと思っています。そのときには鉢にプチプチも巻く予定です。

フィンガーライムの栽培記録2年目2(410日目:2022年11月下旬)

11月も終わるので、不織布を二重巻きにして、鉢をプチプチを巻きました。本当は不織布の下を結ぼうと思っていましたが、面倒なので開けたままです。この状態で基本的に屋内に入れて冬越しをする予定です。

フィンガーライムの栽培記録2年目3(505日目:2023年3月上旬)

屋内管理していたフィンガーライムは無事のようです。意外と寒さに強いかもしれないという話もあるので、寒さ対策をやりすぎているかもしれません。

フィンガーライムの栽培記録2年目4(544日目:2023年4月中旬)

寒さ対策終了。無事に2回目の冬越しができたようです。

軽く確認してみましたが、花芽のようなものは見当たりませんでした。とりあえず、成長を見守りたいと思います。

フィンガーライムの栽培記録2年目5(577日目:2023年5月中旬)

やっと新芽が出ました。2022年は4月下旬に新芽が出ていたので、心配していましたが、安心しました。

フィンガーライムの栽培記録2年目6(596日目:2023年6月上旬)

新芽も伸びて成長を続けています。アゲハチョウか何かの卵や幼虫がついていることがあるので、定期的に取っています。

上の方は順調ですが、幹のところから芽が出ていました。台木部分のはずなので、少し心配です。

このまま大きくなっても困るので、幹から出た芽を全部取りました。また出てきたら取る予定です。

フィンガーライムの栽培記録2年目7(638日目:2023年7月中旬)

フィンガーライムがだいぶ大きくなりました。花は咲いていないので、今年も収穫はできなそうです。

ここまで大きくなると、屋内での冬越しができないかもしれません。屋外での冬越しに向けて、置き場所を考えておかないと。

フィンガーライムの栽培記録2年目8(651日目:2023年7月下旬)

アゲハチョウか何かの幼虫がいるので、時間があるときに確認して、見つけたら取り除くようにしています。暑い日差しの中でやっているので大変です。

フィンガーライムの栽培記録2年目9(655日目:2023年8月上旬)

つぼみができていました。ピントが合っていないのが残念ですが…。

フィンガーライムの栽培記録2年目10(666日目:2023年8月中旬)

他のところで花が咲いていました。つぼみも何か所かあったので、去年よりも花は多いような気がしています。

最初に見つけたつぼみはまだ開花していません。思ったより時間がかかっています。

フィンガーライムの栽培記録2年目11(672日目:2023年8月中旬)

最初に見つけた花は散って、これから実になっていくようなものが残っていました。小原紅早生(みかん)にも同じようなものがあったので、実になるはずです。

去年は花は咲いて実はできなかったので、期待しないように期待しておきます。

他の場所に小さな実ができていました。これは期待したくなります。

フィンガーライムの栽培記録2年目12(691日目:2023年9月上旬)

実がなくなっていました…。残念ですが、来年に期待します。

フィンガーライムの栽培記録2年目13(729日目:2023年10月中旬)

葉っぱの色が薄めです。ずっと気になっていましたが、植え替えのときに元肥を入れただけで、追肥していないことに気づきました。

肥料の袋に書いてある通り、10号鉢なので30gの追肥をしました。実が落ちたのは、肥料不足だったのでしょうか?

フィンガーライムの栽培記録2年目14(743日目:2023年10月下旬)

奥まったところに実がありました!完全に見落としていました。

おそらく7月くらいに開花したものだと思うので、収穫は12月頃でしょうか? まだ実は硬い感じでした。

フィンガーライムの栽培記録2年目15(771日目:2023年11月下旬)

収穫のタイミングがわからず、困っています。品種が「ROSA ICE(ロサ アイス)」なので、色的にはまだまだな感じです。

寒くなってきたからか、葉っぱが黄色くなってきています。屋内で冬越ししたいところですが、大きくなったせいで置き場所がありません。

仕方ないので、屋外で冬越しすることにします。不織布での寒さ対策もなしです。暖冬の予想が当たってくれることを祈ります。

急に冷え込むこともあるので、早めの霜対策として屋根の下に移動させました。午前中に少し日が当たる場所です。

フィンガーライムの栽培記録2年目16(865日目:2024年2月下旬)

水やりしていたら、実がなくなっていることに気づきました。色が変わるまで待っていましたが、熟して落ちたのか、寒さにやられて落ちたのか。

下に落ちていたフィンガーライムの実を発見。カラカラに乾いていました。

熟す前に寒さにやられたようです。開花が8月だと熟す前に冬が来てしまうのかもしれません。品種が間違っていなければ。

フィンガーライムの栽培記録2年目17(893日目:2024年3月下旬)

3月下旬になりましたが、葉っぱが残っていて、枯れていないようです。屋外で冬越しできたかもしれません。

寒肥をあげます。肥料はいつも通り、花ごころさんの柑橘用肥料です。

新芽が出る前に剪定

ずっと気になっていた黒くなっている枝と、枯れている枝を中心に剪定しました。

もう少し最低気温が上がるまで、屋根の下に置いておくことにします。無事に新芽が出てきてくれるといいのですが。

フィンガーライムの栽培記録2年目18(919日目:2024年4月下旬)

4月も下旬になったので、屋根の下から出して、日当たりのいいところに置くことにしました。

新芽も出て、屋外での冬越し成功です。春のうちに花が咲けば、ちゃんと収穫できるかもしれません。

フィンガーライムの栽培記録2年目【2022~2024年】まとめ

フィンガーライム栽培も2年を過ぎ、919日目まで来ました。苗を買ったのが2021年10月なので、冬を3回越したことになります。

1回目と2回目の冬は屋内に入れましたが、3回目は大きくなりすぎて入れることができませんでした。仕方なく屋外での冬越し。

不織布での寒さ対策をするか迷いましたが、霜対策だけにしました。それでも、枯れてしまうことなく、なんとか屋外で冬越しすることができました。

フィンガーライムの開花は年に2回あるようで、夏に花が咲きました。実はできましたが、熟す前に寒さで枯れてしまいました。

春に花が咲いてくれたら、寒くなる前に熟してくれるはずです。2024年は収穫を期待したいところです。

3回目の冬を屋外で越すことができたので、霜対策さえすれば地植えもできるような気がしています。場所が確保できたら、2025年3月に地植えに移行することを考えています。

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