じゃがいもの袋栽培は、1袋に植える種いもの数が限られるので、基本的に同じ品種を育てると思います。
違う品種を1袋で育てたら、どうなるでしょうか? そんな疑問を解決するための実験をします。
【ポテトバッグ】じゃがいも混植実験【2024年】
じゃがいもの袋栽培をするなら、プロトリーフさんの「ポテトバッグ」を使うと簡単です。深植えするので、植え付けが少し面倒ですが、土増しがないので楽です。
そんなポテトバッグ(BIG BAG)を使って混植実験をしてみます。
【BIG BAG】じゃがいも混植実験(2024年)
混植実験で使う種いもが多いので、ポテトバッグは大きい「BIG BAG」を使うことにします。普通サイズのポテトバッグは種いも2個、BIG BAGは4個が、標準の種いもの数です。
種いもの品種は、「ノーザンルビー」、「アンデスレッド」、「シャドークイーン」、「ぽろしり」の4種類です。それぞれ2個ずつ植え付けます。
【BIG BAG】じゃがいも混植実験 1(1日目:2024年3月下旬)
BIG BAGを使ったじゃがいも混植実験スタート。
種いもは左から、「ノーザンルビー」、「アンデスレッド」、「シャドークイーン」、「ぽろしり」です。種いもが多すぎですが、このまま進めます。
土増しは大変なので、BIG BAGの使い方通りに深植えにします。
途中でBIG BAGを倒して、土がこぼれてしまいました。砂利の上だったので、全部は回収できませんでした。
予定より少し土が少なくなってしまいましたが、誤差の範囲かなと思います。気にせずに進めます。
たっぷり水やりして、発芽まで雨が当たらない日陰に置いておきます。
【BIG BAG】じゃがいも混植実験 2(19日目:2024年4月中旬)
発芽しました。
どの品種かわかりませんが、真ん中なのでアンデスレッドはシャドークイーンでしょうか?
【BIG BAG】じゃがいも混植実験 3(27日目:2024年4月下旬)
一気に大きくなりました。森のようです。
よく見ると、葉っぱの形とか色が違っているのがわかります。全部の品種が発芽したかわかりませんが、2つ以上の品種が発芽しているはずです。
【BIG BAG】じゃがいも混植実験 4(47日目:2024年5月中旬)
想像以上に大きく育ってきました。どれだけ収穫できるか楽しみです。
【BIG BAG】じゃがいも混植実験 5(106日目:2024年7月上旬)
葉っぱが全部枯れたので、収穫します。
左から「ノーザンルビー」、「シャドークイーン」、「アンデスレッド」、「ぽろしり」です。混植しても、ちゃんと収穫することができました。
【ポテトバッグ】じゃがいも混植実験【2024年】まとめ
袋栽培もできるじゃがいも。当たり前のように同じ品種の種いもを使うものだと思っていました。でも、品種が違ってもじゃがいもなら、混植できるんじゃないかと思って、実験してみました。
そこで、「ノーザンルビー」、「アンデスレッド」、「シャドークイーン」、「ぽろしり」の4種類の種いもの混植実験を計画。
ポテトバッグのBIG BAGを使いましたが、十分な数と大きさのじゃがいもを収穫することができました。
袋栽培だと買ってきた種いもが余ってしまうと思うので、混植するなら再生栽培がいいと思います。