【再生栽培】お店で買ったサツマイモからサツマイモを作ってみた【2024年】

サツマイモを芽出しして、サツマイモを育てられることを知ったので、早速実験してみようと思います。サツマイモの再生栽培です。

【再生栽培】お店で買ったサツマイモからサツマイモを作ってみた【2024年】

サツマイモの苗はツルで、サツマイモから伸びてきたツルを切って植え付けることができます。そうやって栽培するサツマイモは、再生栽培が可能です。

お店で買ってきたサツマイモを使って、サツマイモを栽培することに挑戦してみることにしました。

【再生栽培】お店で買ったサツマイモでサツマイモ栽培(2024年)

今回のサツマイモの再生栽培は、袋栽培でやってみます。普通の培養土ではなく、プロトリーフさんの「ポテトバッグ BIG BAG」を使います。

ポテトバッグは、じゃがいも栽培では追肥が必要ないので、今回のサツマイモ栽培でも追肥なしで試してみます。その方が楽ができるという意味もあります。

サツマイモの再生栽培1(1日目:2024年4月下旬)

サツマイモの再生栽培のスタートより、少し早めにサツマイモを用意しておきました。売っているときに入っていた袋のまま放置していたら、カビていたりして、いくつかダメになっていました。

なんとか大丈夫そうなサツマイモを使って、まずは芽出しをします。

調べてみたら、サツマイモの両端を使うみたいでしたが、いろいろ試してみます。

水に浸けて芽出しをするので、水を張ったトレイにサツマイモを並べます。カビが付いていたりしたサツマイモなので、芽が出ないで腐ってしまう可能性もあります。

水を毎日交換しながら、芽が出てくるまで日が当たらない屋内に置いておきます。

すでに芽が出てきているサツマイモもありました。

サツマイモの再生栽培2(17日目:2024年5月上旬)

途中で腐ってしまったサツマイモがいくつかあります。丸ごとのものと、筒状のもの(左下)以外は、もうダメそうな感じです。

もともと芽が出ていたサツマイモから、新しい芽が出てきていました。

もともとあった芽は先端が黒くなって大きくならず、その下から新しい芽が出てきています。

サツマイモの再生栽培3(33日目:2024年5月下旬)

腐ってしまったものを捨てていったら、残り3つになりました。

右上の切っていないサツマイモは柔らかくなっているので、もうダメそうです。左上の筒状のサツマイモは芽が柔らかくなっていませんが、芽が出る気配がありません。

このまま待っても意味がなさそうなので、上の2つは引退してもらうことにしました。

残ったサツマイモは最初から芽が出ていたものです。葉っぱもしっかりしてきました。

調べてみたところ、芽が出てきたら日当たりのいいところに置いた方がいいという情報がありました。その情報通りに、日が当たるところに移動させて様子を見ることにします。

サツマイモの再生栽培4(50日目:2024年6月中旬)

芽が伸びて、根っこも出てきました。

屋外の日当たりのいいところに置いた方がいいと思って、培養土に植えることにしました。これで水の交換から解放されます。

サツマイモの再生栽培5(83日目:2024年7月中旬)

サツマイモのつるが伸びてきたので、やっと植え付けすることができます。植え付けには、「ポテトバッグ(BIG BAG)」を使います。

つるを2本取りました。

先に水をかけて土を濡らしたポテトバッグに、節を埋めて葉っぱが出るように植え付けました。2本のつるは、逆向きになるようにしました。

日陰に置くか迷いましたが、日当たりのいいところに置くことにしました。

サツマイモの再生栽培6(89日目:2024年7月下旬)

このまま枯れていきそうな感じがします。発根するまでなんとか耐えてくれるといいんですが。

サツマイモの再生栽培7(107日目:2024年8月上旬)

無事に発根して、ここまで大きくなりました。

サツマイモの再生栽培7(118日目:2024年8月中旬)

まだ8月中旬なのに、葉っぱが減ってきています。何かに食べられたようです。

よく探してみたら、大きなイモムシがいました。調べてみたら、エビガラスズメの幼虫のようです。

土の中に潜るという情報もあったので、探してみたらもう1匹出てきました。別の場所に移動してもらったので、葉っぱも回復してくれるはずです。

サツマイモの再生栽培8(192日目:2024年11月上旬)

途中の撮影を忘れていたので、前回から3か月近く経過しています。葉っぱは復活しましたが、結局寂しい状態になりました。

黄色い葉っぱも出てきたので、収穫してみます。先に地上部を切って、ポテトバッグから培養土ごと出そうと思います。

収穫できたサツマイモの数はそこそこですが、全体的に小さくて細い感じです。隣にサイズ比較の9cmポットを置いたので、大きさが何となくわかると思います。

実は、根っこがほとんどなくて、コガネムシの幼虫が大量に出てきました。根っこを食べられてしまったので、サツマイモの成長がいまいちだったのかもしれません。

収穫後すぐに食べてみたら、ちゃんと甘いサツマイモになっていました。コガネムシの幼虫の被害は残念ですが、サツマイモの再生栽培は成功です。

【再生栽培】お店で買ったサツマイモからサツマイモを作ってみた【2024年】まとめ

お店で買ってきたサツマイモの再生栽培に挑戦してみました。家庭菜園にサツマイモを育てる場所を確保できないので、「ポテトバッグ(BIG BAG)」を使いました。

芽が出るか心配でしたが、なんとか芽が出て、つるを取ることができました。植え付けてから順調に育ってくれましたが、途中でエビガラスズメの被害がありました。

コガネムシの幼虫のせいで大きさはいまいちでしたが、満足できるくらいの甘いサツマイモを収穫することができました。

「サツマイモの再生栽培は成功」と言っていいと思います。エビガラスズメとコガネムシの幼虫の被害がなかったら、「大成功」と言えるくらいだったかもしれません。

サツマイモを丸ごと埋めて育てたらどうなるかという疑問を持ちつつ、今回のサツマイモの再生栽培の記録を終わりにしようと思います。

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