【自然農】春蒔きミニ大根【2023年】

2023年に拡張した家庭菜園の根菜・葉物野菜区画では、ミニ大根を育てることにしました。ミニ大根は2022年の春蒔きと夏蒔きに続いて、3回目の挑戦です。

春蒔きミニ大根【2023年】

2023年の家庭菜園は自然農的に、するために竹内孝功さんの『これならできる!自然菜園-耕さずに草を生やして共育ち』などの本を参考にしています。

その本には連作障害を防ぐために野菜の種類別に畝(うね)をローテーションしていく方法が書かれています。その中の1つとして、根菜・葉物野菜区画でミニ大根を育てます。

ミニ大根の種、品種

ミニ大根の品種は、2022年と同じ「食べきりミニ大根 ころっ娘」です。去年の残りの種なので、有効期限が切れています。

本当は普通の大根を作りたかったんですが、ミニ大根の種がもったいなかったので、普通の大根は秋以降にお預けとしました。ただ、発芽しなかったら普通の大根の種を買ってくるつもりです。

一緒の育てる野菜

コンパニオンプランツとして「枝豆」を一緒に育てます。大根と枝豆は相性がいいらしいんですが、オススメとしては極早生品種だそうです。

極早生の枝豆の種か苗を買うことも考えましたが、大豆の種を買ってあったので、それで代用することにしました。大豆は途中で収穫すれば枝豆です。ただ、晩生品種なのが気になるところ。

畝(うね)について

拡張した家庭菜園には1m×2mの畝が2つあります。連作障害対策でローテーションするので、1m四方の4区画に分けました。

ミニ大根は根菜・葉物野菜区画で育てます。その区画は、春に根菜、秋に葉物野菜(本では「葉菜」)を育てます。次の春から別の区画にローテーション予定です。

春蒔きミニ大根を育てる【2023年】

大根の種まきには2種類あるそうです。1つは1か所に数個の種を蒔く「点蒔き」、もう1つは3cm間隔で種を蒔いていく「条蒔き」。

有効期限切れの種がたくさん残っているので、消費する目的で「条蒔き」にすることにしました。

春蒔きミニ大根を育てる1(1日目:2023年5月上旬)

1m×1mの区画では、大根は2条(2列)で育てられるみたいです。条間は40cm、大根と大根の間は30cmで、1条に3本ずつが可能みたいです。

南北畝(うね)に直交して蒔くと生育がバラついて、収穫時期をずらせるそうです。この表現だと、条(列)を東西にするということだと思うので、東西方向に条蒔きすることにします。

種は15cm幅のところに3cm間隔で、互い違いになるように3列に蒔きます。そこまで正確じゃなくていいはずなので、何となくな感じで蒔きました。

上下にある割り箸に入れてある線が3cm間隔です。軽く土をかけて、手で押して圧着して種まきは終了です。

種まき後は水やりはしないで、自然に発芽するのを待ちます。2022年も水やりなしで発芽したので、大丈夫だと思います。

春蒔きミニ大根を育てる2(16日目:2023年5月中旬)

発芽して双葉が出揃ってきました。有効期限切れの種だったので、ここまで発芽するとは思っていませんでした。

本葉も出始めています。葉っぱが触れあうようになってきてもいるので、ハサミで切って間引きすることにしました。

間引いたミニ大根の葉っぱは雑草マルチの上に置きました。大根は双葉の方向に根っこが伸びるらしいので、双葉が条(列)の方向のものを中心に間引きました。

1条(1列)に3本の予定なので、それに合わせて双葉が畝方向に近いものも少し残してあります。

春蒔きミニ大根を育てる3(31日目:2023年6月上旬)

本葉もしっかりと大きくなってきました。順調に成長しているようです。

混み合ってきたので間引きしました。条蒔きにしたので、どれを間引くか迷いながら、なるべく大きいものを残しました。

「この辺にあったらいいな」と思う場所に残せないので、このくらいの広さだと点蒔きの方がよかったかもしれません。ちなみに、間引いた大根は雑草マルチの一部にします。

春蒔きミニ大根を育てる4(37日目:2023年6月上旬)

ミニ大根の葉っぱにアオムシがいました。ダンゴムシに葉っぱを食べられているのはわかっていましたが、アオムシにも食べられていたようです。

これからはアオムシ取りを日課にします。自然農的な栽培なので、虫の被害が多くて大変です。

春蒔きミニ大根を育てる5(47日目:2023年6月中旬)

葉っぱがボロボロな感じですが、大きくはなってきています。虫対策はテデトール(手で取る)だけなので、これは仕方ないですね。

大きくなって混み合ってきたので間引きました。右上の3つの大根はまだ小さいので、もう少し大きくなってから間引く予定です。

春蒔きミニ大根を育てる6(58日目:2023年7月上旬)

残していた小さい大根も成長して混み合ってきました。右側の一番大きい大根は、畝(うね)の肩の辺りにあるので、このままにしても太くならないような気がしています。

仕方ないので、真ん中の大根を残して間引きました。隣の大根と近いので、どうなっていくか心配です。

春蒔きミニ大根を育てる7(73日目:2023年7月中旬)

大根っぽくなってきました。葉っぱが虫に食べられたりで被害にあっているので、どこまで育ってくれるか心配です。

さらに心配にさせるのは、枝豆のせいで日陰になってしまっていること。ここまで大きくなるとは思っていなかったので、驚いています。

本当は極早生品種の枝豆にしないといけなかったんですが、大豆と同じ晩生品種にしました。そのせいでこんな状態になってしまったところもあるかもしれません。

枝豆を撤去するわけにもいかず(10月収穫予定)、このまま様子を見ていきます。収穫できなかったり、小さめでの収穫になったりする可能性も覚悟しています。

春蒔きミニ大根を育てる8(94日目:2023年8月上旬)

なんとか葉っぱが残っていたミニ大根ですが、とうとう葉っぱがほとんど枯れてしまいました。枝豆のせいで日陰になったのが原因だと思います。

完全に葉っぱがなくなって、しわしわになったものもあります。全滅です…。

2本抜いてみましたが、完全に失敗です。仕方ないので、雑草マルチの一部になってもらいます。

春蒔きミニ大根【2023年】まとめ

拡張した家庭菜園でミニ大根栽培。普通の大根も育てられるくらい掘り返しましたが、余った種がもったいないので、去年と同じミニ大根を育てることにしました。

発芽するか心配でしたが、問題なく発芽。その後も順調に成長していました。

最終的な株間を考えながら間引くのが難しかったので、条蒔きより点蒔きの方がよかったかなと思っています。次回は点蒔きの予定です。

順調に育っていたミニ大根ですが、コンパニオンプランツの枝豆が成長の邪魔になり始めました。大きくなりすぎて、日陰になってしまいました。

本当は極早生品種の枝豆を使った方がよかったんですが、大豆用のフクユタカ(晩生品種)の種を流用しました。それが失敗の原因です。

晩生品種は収穫が遅く、大きく育つみたいです。枝豆を見た知り合いが、普通の枝豆は半分くらいの高さだと言っていました。

来年は極早生品種の枝豆で再挑戦してみようと思います。それでも同じようになるなら、晩生品種が原因ではないということになります。何事も実験です。

今回のミニ大根栽培は残念な結果になりました。これもいい経験です。次の大根栽培は、ミニではなく普通の大根にする予定です。

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